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RC造(鉄筋コンクリート)はうるさい?防音性が高い部屋の見分け方を公開!

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RC造鉄筋コンクリートの防音性はどれくらい?のアイキャッチ

RC造の部屋の防音性は良いの?騒音に悩まされない部屋の特徴は?などの疑問を解決します!

RC造の部屋の音の聞こえ方や、防音性が高い部屋の見分け方を解説します。

内見で騒音トラブルになりにくい部屋の確認方法や、簡単にできる防音対策を紹介します!

RC造の部屋の防音性はやや高い

RC造の部屋の防音性は他の建物構造と比べると高めです。

気密性の高いコンクリートが音を遮断してくれるので、木造や鉄骨造の部屋よりも周りの部屋に音が伝わりづらいです。

以下で日本建築学会日本建築学会の発表データを参考に、建物構造別の音の聞こえ方をまとめました。

建物構造 音の聞こえ方
SRC造 防音性が高く外からの音も軽減されている
RC造 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる
重量鉄骨造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる
ALC造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえるが、木造よりは軽減される
軽量鉄骨造 多少音量が軽減されるが、生活音はほぼ聞こえる
木造 隣室のテレビや電話の音など生活音がかなり聞こえる

参考:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版

RC造の物件は、周りの部屋からの生活音や話し声、テレビの音などはほとんど気になりません。

ただし、叫び声や大きな声を出せば聞こえてしまうので、防音性に期待しすぎないように最低限のモラルを守って生活してください。

足音やものを落とした音は聞こえる

RC造でも、足音やものを落とした音は周りの部屋に聞こえる可能性が高いです。

話し声や生活音など、空気を伝わって聞こえる音は防ぐことができますが、足音のような低く大きな音は、床や壁を伝わって他の部屋に伝わってしまいます。

RC造の物件はマンションタイプが多いです。ファミリーが住むような広い間取りの物件では、子どもの走り回る音や赤ちゃんの泣き声が気になる場合があります。

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RC造の物件の特徴

そもそも、RCとは「Reinforced Concrete」の略です。柱や壁など建物の基礎となる部分に、コンクリートと鉄筋が使われています。

コンクリートと鉄筋の性質から、他の建物構造とは違った特徴をもっています。以下で、RC造の物件の特徴を紹介します。

・壁や柱に厚みがある
・地震や火災に強い
・光熱費を抑えられる
・家賃が高い
・湿気がたまりやすい

壁や柱に厚みがある

RC造の建物の壁や柱は、木造や鉄骨造よりも厚く作られています。

柱や壁は、鉄筋にコンクリートを流し込んで固められています。

木造や鉄骨造より、壁の間に空洞ができにくいので、部屋の外に音が伝わりづらくなっています。

地震や火災に強い

RC造は地震の揺れや火災に強い構造です。

コンクリートは熱に強く、鉄筋は引っ張る力に強いので耐震性・耐火性に優れています。

そのため、強度が必要なマンションやビルなど大きな建物に使われることが多いです。

光熱費を抑えられる

RC造の部屋は、冷暖房器具をよく使う夏場や冬場でも光熱費を安く抑えられます。

コンクリートは熱を伝えやすい素材なので、外気の影響を受けなければ室内の温度を保ちやすいです。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。

ただし、築年数が古かったり、断熱材が十分に使用されていない物件は外気の影響を受けて過ごしにくいことがあります。

家賃が高い

RC造の物件は、木造や鉄骨造より家賃が高く設定されているものがほとんどです。

家賃が高くなる理由は、コストがかかるからです。鉄筋コンクリートは重量があるので、建てる土地によっては地盤を改良する必要があります。

また、他の建物よりも完成までに多くの工程と時間がかかるため、家賃が高くなってしまいます。

湿気がたまりやすい

コンクリートには気密性が高い分、湿気がたまりやすく部屋にカビや結露ができやすいです。

とくに、夏のジメジメした時期は適度に換気したり、除湿しなければなりません。

冬は外気と直接触れている窓ガラスにできやすいので、結露対策する必要があります。

RC造の部屋すべてが防音性に優れるわけではない

建物構造がRC造であるからといって、どの物件も防音性が高いわけではありません。

建物によっては、建設費用を抑えるために、部屋同士の壁を石膏ボードや木材で仕切っていることがあります。

外から聞こえてくる音を防げても、隣の部屋からの生活音や騒音が丸聞こえです。

ちなみに、防音性が期待できる壁の厚さは約180~250mmと言われています。不動産屋に相談すれば、管理会社に聞いてもらえることがあります。

防音性を気にするなら不動産屋に相談

ネット上に公開されている物件情報だけでは、建物構造の記載のみで細かな部分がわからないで、不動産屋に相談したほうが手っ取り早いです。

当サイト運営のネット上の不動産屋「イエプラ」は、壁の厚さや音の響き具合などの小さな疑問も管理会社に問い合わせて確認できます!

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防音性が高い部屋の見分け方

防音性が高い部屋の見分け方を紹介します。

・部屋同士が隣り合っていない間取り
・角部屋や最上階の部屋
・線路沿いや幹線道路から離れた物件
・繁華街のから離れた物件
・防音性に優れるハウスメーカーの賃貸物件

不動産屋で部屋探しをするときや、内見の際に参考にしてください。

部屋同士が隣り合っていない間取り

防音性が高い間取りと低い間取り

隣の部屋と隣り合わせの物件は、防音性が低く生活音が聞こえる可能性が高いです。

1つの建物に部屋数を多く設けるために、仕切りの壁が薄く作られていることがあります。

一方で、部屋と部屋の間にクローゼットなどがあるタイプは、隣の部屋との距離がとれるので防音性が高くなります。

隣の部屋の間取りについては不動産屋に聞けば確認してくれるので、遠慮なく聞いてください。

角部屋や最上階の部屋

角部屋や最上階の部屋なら隣り合う部屋の数も少なくなるため、他の部屋よりも防音性が高くなります。

最上階なら上の住人の足音に悩まされることもありません。

ただし、道路側の角部屋の場合は、車が通る音や通行人の話し声などが気になることがあります。

内見のときに、人通りや外の音がどれくらい聞こえるかを確認しましょう。

線路沿いや幹線道路から離れた物件

線路や交通量が多い幹線道路から離れた物件を選ぶと、防音性にが期待できます。

踏切の音や電車の走行音、クラクションの音など外からの音が頻繁に聞こえてくると、騒音に悩まされます。

また、音だけでなく電車やトラックが通ると揺れる可能性があるので、住宅地など交通量が少ない場所がおすすめです。

繁華街のから離れた物件

居酒屋や飲食店が集まる繁華街の近くは、多くの人が行き交うので騒音が発生します。

夜遅い時間に酔っ払った人が騒ぐことがあるので、しっかり身体を休めたい人にとってはストレスがたまる環境です。

また、飲食店が近い場合は害虫が出やすいという弊害もあります。静かに暮らしたいならできるだけ繁華街の近くは避けるようにしましょう。

防音性に優れるハウスメーカーの賃貸物件

ハウスメーカーが手掛けた賃貸物件は、防音性に優れているものが多いので、RC造でなくても騒音トラブルが起きにくいです。

積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン」やダイワハウスの「D-room」などが、防音性に優れている賃貸物件として有名です。

一般的な賃貸物件より家賃や初期費用が高めですが、メーカー独自の遮音システムによって落下音や足音が軽減されます。

ただし、ハウスメーカーの賃貸物件はとても人気で、常に空室が少ないので希望の部屋が見つかりにくいです。

内見で防音性を確かめる方法

実際に部屋を内見する際に、防音性を確かめる方法を紹介します。

誰でも簡単に確かめられるので、是非参考にしてください。

・壁を叩いてみる
・部屋の中心で手を叩く
・スタッフに共用部分を歩いてもらう
・隣の建物の窓との距離を確認する
・騒音トラブルが過去に起きていないかスタッフに聞く

壁を叩いてみる

隣の部屋と面している壁を軽く叩いてください。軽い音がしたり、壁が柔らかいと感じた部屋は避けたほうが良いです。

固く重い音がした場合は、壁が分厚い証拠なので防音性が高いです。

ただし、隣の部屋に人がいる場合は壁を叩くのは控えましょう。壁に耳を当てれば、普段の生活音を確認できます。

部屋の中心で手を叩く

部屋の中心で大きな音が鳴るように手を叩いて音が反響すれば、壁が厚く防音性が高さが期待できます。

すぐに音が消えたり空気が震えない場合は、壁が薄く隣の部屋や外に音が漏れている可能性があります。

スタッフに共用部分を歩いてもらう

同行した不動産屋のスタッフに、廊下や階段などの共有部分を実際に歩いてもらいましょう。

確認するときは窓やドアは締め切って、外からの音を遮断してください。音が逃げないので実生活に近い音を感じられます。

隣の部屋が空室であれば、玄関ドアを開閉する音を確かめてみるのも良いです。開閉の音が響くなら、実際に住み始めてから大きな音を立てて閉めないように意識できます。

隣の建物の窓との距離を確認する

隣に建物がある場合は、部屋の窓から建物までの距離を確認してください。

部屋の窓が隣の建物との窓と近すぎると、生活音が聞こえやすいです。

とくに、角部屋の部屋を内見するときは、近くの建物から離れているか注意して確認したほうが良いです。

騒音トラブルが過去に起きていないかスタッフに聞く

内見する物件で、騒音トラブルが起きていないかを事前に聞いておきましょう。

頻繁にトラブルが起きているようなら、日頃から生活音が聞こえるような防音性が低い物件である可能性があります。

また、物件の居住者や周辺住民の民度が低い可能性があるので、どんな人が住んでいるかは必ず確認するべきです。

マンションの掲示板に騒音トラブルに関する張り紙が貼ってあったり、共有スペースが汚い場合は注意したほうが良いです。

RC造の部屋に住むべき人の特徴

RC造の部屋に住むべき人の特徴を以下にまとめました。

・隣人の生活音が気になる人
・知り合いをよく家に呼ぶ人
・小さな子どもがいるファミリー
・収入に余裕がある人
・地震や火災に備えたい人

とにかく防音性にこだわりたいのであれば、RC造の部屋をおすすめします。ただし、家賃が高めなので、収入に余裕がある人に向いています。

小さな子供がいるファミリーは木造や鉄骨造の物件よりも、周りの住民への騒音被害を減らすことができます。

頻繁に人を部屋に招き入れる人は、友達との話し声で騒音トラブルになることが少ないです。

RC造以外の構造の物件でも、防音性に優れた物件があります。家賃を抑えたい人は、RC造以外の物件も内見してみましょう。

簡単にできる防音対策

RC造でも騒音が不安なら、自分で防音対策もしておくと安心です。

賃貸でもできる防音対策を紹介するので、自分でもできそうなものがあったら是非試してみてください。

防音カーペットを敷く

音や振動を吸収してくれる防音カーペットを敷けば、下の階の音が聞こえにくくなります。

同時に自分の足音も吸収してくれるので、下の階の人に迷惑をかけなくてすみます。

防音カーペットは、絨毯のようなものや木目調のもの、パズルのように組み合わせできるタイプなど、さまざまな種類があるので検討してみてください。

防音タイル・防音シートを貼る

防音シートを貼る女性のイラスト

壁や天井に防音タイルや防音シートを貼ると、隣近所からの音をシャットアウトできます。

賃貸の場合は退去時のことを考えて、貼ってはがせるタイプのものがおすすめです。

不安な人は、事前に不動産屋や管理会社に確かめたほうが安心です。

窓やドアに防音テープを貼る

音は窓やドアの隙間から漏れてしまうので、防音テープで遮音性を高めましょう。

ウレタン製だとすぐボロボロになってしまうので、ラバー(ゴム)の素材がおすすめです。

防音カーテンにする

自分の部屋の音が周りの部屋に響いていないか心配な人は、防音カーテンをつけると良いです。

人の話し声やテレビの音などが外に漏れるのを防ぎます。ただし、足音や外からの音を防ぐことはできないので気をつけなければなりません。

1階で道路に面した部屋なら、自分の部屋の音を通行人に聞かれないのでおすすめです。

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