おとり物件とは?不動産屋の悪質な集客方法に釣られたらアカン!
「おとり物件」は吉祥寺駅から徒歩5分!オートロック付き!バストイレ付きで6万円!のような良さそうな物件を載せといて、いざ問い合わせてみたら
「その物件、埋まっちゃいました入居できませーん(笑)でも、他の物件紹介しますよ~」という悪質な集客の手法なのです。
もうこれがほんとに無駄!無駄の極み!うざい!こんなのにいちいち引っかかってたら、いつまで経っても決まらんわ!って感じです。
ここでは、おとり物件とはそもそもなんなのか?騙されないためのチェックポイントを紹介します。
目次
「おとり物件」とは?
「おとり物件」とは、その名のとおり「おとり」として使われている「入居できない物件」のことです。
おとり物件とひとことで言っても、実は2種類に分けられます。
来店率を上げるために使われているパターン(悪意あり)
最初から入居できないのがわかっているのに、集客のためにネット上に掲載している悪質なパターンです。
物件を探しているぼく「アッ、この物件めっちゃいい~~!駅から近いし、築年数浅いのに家賃安い!オートロック、宅配ボックス付き、しかもバス・トイレ別やん。お問い合わせしてみよう(ポチー)」
悪質不動産屋「お問い合わせいただきありがとうございます。お問い合わせいただいた物件は先日決まってしまいまして……うんぬんかんぬん……1度ご来店いただければ他にも良い物件いろいろ紹介いたしますので……(グヘヘ)」
この流れ、ほぼおとり物件です!
おとり物件について知らない人は「そうなんだぁ…。そういうなら1回お店に行ってみようかなぁ…」って思っちゃいますよね。
「来店させちまえばなんとでもなるぜ!」という不動産屋の心の声が聞こえてくるようです。
成約しているのに情報が古いままのパターン(悪意なし)
忙しすぎて、物件情報の更新ができず、悪意はないけど結果的におとり物件になってしまった…というパターンです。
物件を探しているぼく「アッ、この物件いいな~!さっそくお問い合わせしてみよう(ポチー)」
忙しすぎる不動産屋「お問い合わせいただきありがとうございます。実はその物件、昨日埋まってしまいまして…!申し訳ありません(はわわ…)」
って感じで、2~3月の繁忙期は不動産屋も忙しく、物件が決まるスピードもとんでもなく早いのでこういったことも実際にありえるのです。
また、物件情報サイトの更新頻度や速度はシステムによって違うので、情報が更新されるまでにタイムラグが発生している場合も考えられます。
なんとかならんのか不動産業界よ。
おとり物件が少ないサイトもあるにはある
おとり物件が少ない物件情報サイトも、あるにはあります。
「ATBB」とか「レインズ」っていうサイトがそうなんですが、2つとも不動産業者専用のサイトなので、普通に検索しても使えるわけではないんです。
っていうか、業者専用ならそりゃおとり物件は少ないわな、って感じですよね。
おとり物件かどうかは不動産屋に行ってみないとわからない
もうどの物件がおとり物件なのかがわからない…。なにも信じられない…。その気持ちよくわかります。
おとり物件で、がっかりしたくないなら最初から不動産屋に直接行って物件を紹介してもらうしかありません。
でもせっかくお店まで行ったのに、良い物件を紹介してくれなかったら時間もムダ!交通費もムダ!体力もムダ!なにもかもムダ!ムダ!ムダ!
そんなムダに付き合ってられるほど、ぼくは暇ではなかったので、なんとかならないもんかと調べてみたら、不動産屋にいかなくてもいい方法が1つだけありました!
不動産屋に行かなくてもおとり物件かわかる方法があった!
不動産屋にいかなくても、おとり物件かどうかをチェックできるサービスがありました!
「チャット不動産イエプラ」という、チャットやLINEでお部屋を探してくれるサービスです!
他の部屋探しサイトで気になった物件が、おとり物件かどうかも調べてくれるので、おとり物件に遭遇する確率がかなり低いんです。
紹介する前に管理会社に空室確認もしてくれるし、内見前日にも空室確認もしてくれるので、当日内見できなかった…という無駄足にもなりません。
おとり物件に悩まされている人は試してみてください。めっちゃラクですよ!
おとり物件を見抜くためのポイント
じゃあ、おとり物件に引っかからないためにはどうしたらいいの!?って思いますよね。
おとり物件に騙されないためのチェックポイントを教えちゃいます。
相場より家賃が安すぎないか
吉祥寺駅から徒歩5分、1K・バストイレ別・2階以上・オートロック・宅配ボックス付き!家賃なんと7万円!
なーんていう家賃相場より、極端に安い物件はおとり物件の可能性が高いです。
まずは、自分が住みたい街の家賃相場を調べてみて、相場とかけ離れてないかチェックしてみましょう。
魅力的な物件なのに、敷金・礼金がゼロっていうのもちょっと疑ったほうがいいかも。
良い物件なのにいつも募集が出てないか
この物件、ぼくが問合せしたときは「もう決まってしまったんです」って断られたのに、まだ募集しているな~って経験ありませんか?
「キャンセル出たのかな?ワンチャンあるかも!」と問い合わせても「もう決まってしまったんです」と言われたら、おとり物件度は高めです。
誰もが住みたがりそうな良い物件なのに、いつまで経っても募集している…なんてのも注意が必要ですよ!
住所など詳細な情報が載っているか
住所が○○区までしかない場合は、おとり物件である可能性が高いです。
住所で調べられて、おとり物件かどうかを調べられては困るので掲載していないことが多いんですよね…。
取引様態が「仲介先物」じゃないか
物件情報を掲載するときに、物件情報を出している元が、大家さんとどのような関係にあるのかを表記しなければならないんですが、それが「仲介先物」だったら要注意!
「仲介先物」は大家さんと関わりがないので、おとり物件として載せていても大家さんにバレないんです!
ちなみに、大家さんと不動産屋との関係性には以下の4つがあります。
代理・・・大家さんと関わりが深い代理人
仲介元付・・・大家さんに直接物件情報の掲載を任されている人
仲介先物・・・仲介元付に物件情報の掲載を任されている人、大家と直接の関わりはなし
定期借家物件じゃないか
そもそも「定期借家物件」がなんなのかわからない人のために、簡単に説明しますと「更新できない物件」です。
契約期間も自由に決められるので、3ヶ月契約とか普通にあります。おいおい、マンスリーマンションかよ。
問い合わせしてから、
悪質不動産屋「この物件定期借家なので、2年経ったら出て行かないといけないんですよ~」
物件探しているぼく「エッ、それは困るな…」
悪質不動産屋「それでしたら別の物件紹介しますね!(しめしめ、うまくいったぞ)」
という流れが多発してるみたいです。不動産に詳しくない人は、これがおとり物件だって気が付かない人もいるんじゃないかな。
現地待ち合わせで内見できるか
「直接来店する必要がある」と言われたら、疑ったほうがいいです。
いやいや、直接現地に行けば時間も交通費も節約できるしお互いウィンウィンじゃん…って思いますよね。
おとり物件は内見できないので、どうにかして来店させようとしてきます。
不動産屋の歴史はどれくらいか
星の数ほどある不動産屋、生き残るためには信頼と実績が必要ですよね。
それをチェックする方法が、免許番号の横にある数字!
・国土交通大臣(1)〇〇〇〇号
↑ このかっこの中の数字が大きければ大きいほど、老舗の不動産屋ってことになります。
新しい不動産屋がおとり物件ばかり!ってわけではないですが、信頼度をはかる目安としてチェックしてみてください。
物件探しは早めの行動が吉!
良い物件は、早めに行動しないとすぐに決まってしまいます。
とくに、1~3月の不動産繁忙期は、問い合わせたときは見学可能だったのに、当日にはもう申し込みされて決まってしまっていた…なんてこともよくある話です。
のんびりしていると、いつまで経っても良い物件には巡り合えません。問い合わせ→即内見!くらいのスピーディーさが大切です。
イエプラはチャットの返信も早いので、めっちゃおすすめっすね!
部屋を探すのにわざわざ不動産屋に行かなくて良いんです
不動産屋に行かなくても、チャットで部屋探しができる「イエプラ」はめちゃくちゃ便利でした!
SUUMOとかHOME’Sには載ってないようなレアな物件を紹介してくれるし、業者専用のめっちゃ信用できるサイトから物件を紹介してくれます!
外に出るのが面倒な人とか、忙しくて引っ越し先の不動産屋に行く時間が無い人におすすめです。