自己破産した人も賃貸物件は借りられる？という疑問を解決します！自己破産した人が借りられないお部屋の種類と、審査に通りやすい保証会社も紹介します。

審査に不安がある人は必見です！ぜひ参考にしてください。

自己破産した人も賃貸物件は借りられる？

自己破産歴があっても賃貸物件は借りられます。アパートやマンションでも大丈夫です。ただし、お部屋の選択肢は減ります。入居審査に通る物件が限られるからです。

入居審査では、家賃保証会社（以下、保証会社）と、大家さんの審査に対策が必要です。保証会社の審査さえ通れば、ほとんどの大家さんは審査を通してくれます。

自己破産した人が審査に通りにくいパターンを、2つ紹介します。

信販系の保証会社は使えない

審査で自己破産歴などの「個人信用情報」を調査する保証会社があります。クレジットカード関連の会社で「信販系」の保証会社と呼ばれます。

信用情報に傷がある人は、信販系の審査には通りません。以下の保証会社は使えないと思ったほうが良いです。

連帯保証人が必要になるお部屋もある

連帯保証人が立てられない場合、選べるお部屋が少なくなります。自己破産していると、身内でも連帯保証人になってもらえるかわかりません。

連帯保証人になってくれるか、両親＞兄弟姉妹の順で事前に相談してみてください。ちなみに、連帯保証人を立てない場合でも、緊急時の連絡先は必要です。あわせて相談しましょう。

そもそも保証会社とは

そもそも保証会社とは、連帯保証人の役割を引き受けてくれる会社のことです。「賃貸保証会社」「家賃債務保証会社」などの呼び方もあります。

家賃の滞納をすると、保証会社が立て替えて大家さんに支払ってくれます。家賃回収は保証会社が対応するので、大家さんは安心できます。

2020年12月に発表された「日本賃貸住宅管理協会」の統計では、首都圏の8割以上の物件が保証会社利用必須です。保証会社を使わないと借りられないお部屋が多いのが現状です。

審査に通りやすい保証会社は主に独立系

保証会社は大きく3種類に分けられます。審査がゆるい順に「独立系等」「LICC加盟」「信販系」の保証会社があります。以下の図の通りです。

自己破産をした人が保証会社を選ぶときは「独立系」の保証会社を選ぶべきです。独立系の保証会社は、過去の借金や別会社での滞納歴は調査せず独自の基準で審査してくれます。

保証会社を自分で選ぶことはできない

独立系の保証会社を使いたくても、自分で選ぶことはできません。どの保証会社を使用するかは、大家さんや管理会社が決めています。

使える保証会社とお部屋の繋がりは、不動産屋が詳しいです。自分で探すのは難しいので、プロに頼りましょう。

審査に通るためには不動産屋を味方につけるべき

審査に通るために大切なのは、不動産屋を味方にすることです。自分の状況を正直に伝えて、希望条件になるべく合う、審査に通るお部屋を探してもらいましょう。

当サイトが運営する不動産屋「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくても、プロの不動産屋にLINEで気軽に相談できます。

「自己破産歴がある」「連帯保証人が立てられない」などの相談にも、対応可能です。

スーモやホームズには載っていない未公開物件もあり、選択肢が多いです。審査に詳しい営業マンも多数在籍しているので、お部屋探しと入居審査をまとめて対策できます！

23時まで営業しているのもメリットです。忙しくてお店に行けない人におすすめです。

審査に通らないときの対策4選

審査に通らないときの対策を4つ紹介します。

家賃が払える収入を示す

大家さんが一番心配しているのは家賃滞納です。家賃を払える収入があることを示せば、審査に通りやすくなります。

審査に通るための家賃は「月の手取り3分の1」が目安です。例えば月の手取りが21万円なら、家賃は7万円に抑えるべきです。以下の表も参考にしてください。

収入に対して家賃が高すぎると、審査に落ちてしまいます。入居してから滞納しない家賃で決めましょう。入居後に滞納すると、使える保証会社がさらに減ってしまいます。

収入がある連帯保証人を立てる

連帯保証人を立てられるなら、選べるお部屋の幅が広がります。連帯保証人の収入も、家賃の3倍以上の手取りが目安です。

保証会社を使わないお部屋では、収入のある連帯保証人を立てて、大家さんの審査に通れば借りられます。

保証会社によっては連帯保証人も求められます。連帯保証人を立てられるか否かは早めに不動産屋に伝えましょう。

公営住宅やUR賃貸住宅を狙う

公営住宅やUR賃貸住宅は、公的機関が運営する賃貸物件です。保証会社は不要なので、自己破産歴が審査に影響しません。UR賃貸住宅は連帯保証人も不要です。

公営住宅は自治体ごとに抽選などで募集しています。収入が高すぎると借りられません。反対に、UR賃貸住宅は収入が低すぎると借りられないので要注意です。

マンスリーやウィークリーで凌ぐ

マンスリーやウィークリー物件であれば、週～月単位でお部屋が借りられます。初期費用が払えれば、審査もほとんどありません。保証人が不要の物件もあります。

もし今の住まいが無くなるなどの事情があれば、マンスリーやウィークリーで凌ぎながら、審査に通るお部屋を探す手段が有効です。

普通の賃貸物件を借りるより割高なので、仮住まいで凌ぐ際は、なるべく早めに良いお部屋を見つけましょう。

自己破産した情報は見つけづらい

信用情報を照会される他にも、自己破産したことがバレるきっかけはあります。自己破産すると、国が発行している「官報」に氏名や住所が記載されます。

官報はWEBでも公開されていますが、量が膨大でかなり見づらいです。また、もし破産者の情報を見つけても言いふらすと罰せられるので、あまり見る人はいません。

審査に落ちてしまった場合は、どこかで自己破産歴を把握された可能性はあります。しかし、審査に落ちた理由は一切教えてもらえません。切り替えて、別のお部屋を探しましょう。

信用情報の傷は5～10年で消える

自己破産歴などの信用情報を管理している機関は、以下の3種類です。

自己破産以外にも、クレジットカードの滞納などがあると、ネガティブ情報として登録されます。CICは公式ホームページによると、平成21年4月1日より官報情報は収集・保有していません。

また、信用情報にネガティブ情報が載っても5～10年で削除されます。1000～1500円の手数料を払って自分でも確認できます。長い時間が経てば信販系の審査も通る可能性はあります。

審査の電話で余計なことを話さない

入居審査では、保証会社の他にも、物件の管理会社と電話で話すことがあります。審査の確認電話では、聞かれたことに常識的な態度で答えておけば大丈夫です。

自己破産歴を把握されると、審査に落ちやすくなります。過去の借金などは、今問題が無いなら審査でわざわざ話すことではありません。

反対に、お部屋を探す仲介の不動産屋には、状況をすべて正直に伝えてください。審査に通らないお部屋を紹介しても、お部屋探しが最初からやり直しになってしまいます。

滞納情報を共有している保証会社にも注意

滞納情報を調査する保証会社も紹介します。家賃滞納歴がある人も、保証会社の種類には要注意です。以下の「LICC加盟」の保証会社は、企業間で滞納やトラブル情報を共有しています。

例として、エルズサポートで滞納履歴があると、ジェイリースの審査にも影響する可能性が高いです。過去に滞納歴があれば、どの保証会社で滞納したか不動産屋に伝えましょう。

自己破産で注意すべきこと

自己破産をしたばかりの人や、自己破産する人の気を付けることを2つ紹介します。

①今の住まいにいつまでいられるか

今の住まいにいつまでいられるかは重要です。自己破産すると、破産管財人に財産を管理されるからです。

現在は、自己破産しただけで追い出されることはありません。しかし、今の住まいの家賃が収入に対して高すぎると、破産管財人の判断で契約解除されてしまいます。

引越し時期の締切を意識して動かないと、自己破産した人の引越しは難航します。

②家賃滞納には要注意

自己破産する前に家賃滞納があるなら要注意です。自己破産して滞納家賃が免責になると、大家さんに家賃滞納を理由に契約解除されます。

家賃がクレジットカード払いのときも気を付けてください。カードは止まるので、早めに支払い方法の変更をしておきましょう。

ちなみに、退去を防ぐため大家さんに優先して家賃を支払うことはできません。自己破産が否認になることもあるので、気を付けてください。

部屋を探すのにわざわざ不動産屋に行こうとしていませんか？

わざわざ不動産屋に行かなくても「イエプラ」なら、LINEで気軽にお部屋探しできます。来店不要なので、対面では言いづらいことでも相談しやすいです。

不動産業者だけが有料で見られるサイトから物件を探すので、SUUMOやHOME’Sにはない未公開物件も提案可能です。

入居審査に通りやすい部屋に絞っても選択肢が多いです。必ず空室確認しているので、おとり物件に騙される心配もありません。

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