「高山市の住みやすさは？」
「移住するとどんなメリットがある？」

都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。

そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「岐阜県 高山市」をご紹介しています！ぜひ参考にしてください。

高山市ってどんなところ？

自然と歴史・文化の魅力が溢れる住みやすい町

出典：飛騨高山観光公式サイト

高山市は岐阜県北部、飛騨地方の中央に位置する自然豊かな町です。面積は東京都と同じくらいで「日本一広い市」として知られています。

利便性の高い市街地には、江戸時代のような古い町並が残っています。中心部から少し離れると、山や川、渓谷、温泉などの豊かな自然環境があります。

東洋経済新報社の｢住みよさランキング2023｣では全国TOP50にランクインしています。岐阜県内では2位で、住みやすさが注目されています。

エリアごとに魅力がある

出典：飛騨高山観光公式サイト

高山市は広いぶん、地域によって買い物環境や冬の積雪量などに差があります。自然と都市のバランスや魅力に違いがあり、理想的な住環境を見つけやすいです。

地域ごとの特徴は「飛騨高山観光公式サイト」でわかりやすく紹介されています。移住を検討するときは事前に情報を集めておきましょう。

移住体験施設や移住支援制度が豊富

高山市にはお試し移住ができる体験施設が複数あります。就農体験ツアーなども定期的に開催されていて、本格的に引っ越しする前に田舎暮らしを体験できます。

移住支援制度も豊富です。令和5年度の情報は「飛騨高山ふるさと暮らし応援メニュー」のパンフレットにわかりやすくまとまっています。

高山市が住みやすい5つの理由

①中心市街地で何でも揃えられる

高山市の中心市街地には、生活に必要なお店や施設が揃っています。コンビニやスーパー、ショッピングセンターが点在していて毎日の買い物に困りません。

移動手段をふまえて住む場所をしっかり選べば、都会の生活が長くても大きなギャップを感じずに暮らせます。

医療機関や保育・教育施設の数も多く、駐車場を備えた施設が多いです。移動の際は車が便利ですが、市内の主要施設を回るバスなどの公共交通も充実しています。

②周辺の他都市に行きやすい

出典：飛騨高山観光公式サイト

高山駅から特急電車に乗れば、名古屋駅に約2時間20分で行けます。高速バスでも周辺の都市部にスムーズにアクセスできます。

都心から離れすぎず、都会と地方両方の良いところを感じられます。富山空港まで約2時間で空路も使いやすいです。

③自然豊かで子育てに向いている

高山市の自然が豊かで都会すぎない環境は子育てにピッタリです。屋外と屋内どちらにも遊び場がたくさんあり、子どもがのびのびと過ごせます。

水と空気が綺麗で食べ物がおいしいのも魅力です。飛騨牛など地元ならではの特産品が豊富で、朝どれの野菜や果物が市内の直売所やスーパーで手に入れられます。

④近場にレジャースポット多数

出典：飛騨高山観光公式サイト

高山市にはキャンプ場やスキー場、ゴルフ場など、山や川の自然環境を生かしたレジャースポットが多数あります。1年を通してアウトドアが楽しめます。

季節ごとに表情を変える絶景スポットや、季節の花々が綺麗な自然公園も多く、アクティブな人やファミリーにとって魅力的な環境です。

⑤都心よりも住居費が抑えられる

高山市の住宅は賃貸と購入どちらも都心より予算を抑えられます。土地の価格が高い都心と比べると、同じ予算でも広々とした家に住めます。

予算をできるだけ抑えて移住したい人は「高山市空き家バンク」や「市営住宅」の情報もチェックしておくと良いです。

高山市の子育て支援

高山市は子育て支援に力を入れていて、医療費や出産に関する助成が充実しています。医療費の助成は、令和5年4月から対象の子どもの年齢が拡大されています。

一時保育や病児保育、子育て支援センターでの育児相談などさまざまなサポート体制が整っています。子育て世帯の交流施設や相談窓口が揃っていて、初めての子育てでも安心です。

▶高山市の子育て支援について詳しくはこちら

高山市の移住支援制度

①高山市東京圏からの移住支援金

東京23区に5年以上居住または通勤していた人が条件を満たすと、単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の移住支援金を受け取れます。

また、子育て世帯など18歳未満の世帯員がいれば1人につき100万円の加算があります。

支援金を受け取るためには就業・起業・テレワークなど、仕事ごとの条件や、その他の細かな条件をすべて満たす必要があります。

▶高山市東京圏からの移住支援金の詳細はこちら

②まちなか定住促進事業補助金

中心市街地に移住する人は、住宅の新築・取得・改修にかかった費用の2分の1(最大150万円)まで補助金が出る場合があります。

住宅の種類やエリアなどの条件を満たす人が対象の制度です。詳しい条件は以下のリンク先で確認してみてください。

▶まちなか定住促進事業補助金の詳細はこちら

③飛騨高山ふるさと暮らし・移住促進事業補助金

高山市への移住にあたり、一戸建ての空き家を借りて住む人または購入してリフォームする人は、条件を満たすと補助金が受け取れます。

賃貸を目的として建てられた住宅は対象外、まちなか定住促進事業補助金等とは併用できないなどの注意点があります。詳細は以下のリンク先で確認できます。

▶飛騨高山ふるさと暮らし・移住促進事業補助金の詳細はこちら

高山市の若者地元就職支援

①高山市若者地元就職支援金

高山市内の事業所に就職した日の年齢が35歳未満の人は、10万円の就職支援金を受け取れる場合があります。対象者の詳しい条件は以下のリンク先でチェックしてみてください。

▶若者地元就職支援金の詳細はこちら

②高山市若者地元就職支援補助金

高山市内の事業所に就職した日の年齢が35歳未満の人は、条件を満たすと、民間賃貸住宅などの契約時に払った初期費用の2分の1(最大10万円)まで補助金を受けられる場合があります。

アパートやマンションを借りて移住したいときは詳しい内容を以下のリンク先でチェックしておきましょう。勤務先の宿舎や社宅、社員寮、雇用促進住宅などの公共的な住宅は対象外の制度です。

▶若者地元就職支援補助金の詳細はこちら

③高山市奨学金返済支援事業補助金

高山市内の事業所に就職した日の年齢が35歳未満の人は、奨学金の一部(年額24万円を上限に最大5年間)の補助金を受けられる場合があります。

奨学金の返済がある人は、補助金の対象者の詳しい条件や申請方法を以下のリンク先でチェックしてみてください。

▶高山市奨学金返済支援事業補助金について詳しくはこちら

高山市の魅力的なスポット5選

①新穂高ロープウェイ

出典：飛騨高山観光公式サイト

日本唯一の2階建てロープウェイで、気軽に標高2000mを超える絶景を楽しめます。全国各地や海外からも観光客が訪れる観光スポットで、地元に住む人にも親しまれています。

ロープウェイの停車駅には、飲食店や温泉施設が豊富です。自然散策路も整備されていて大自然を感じながらリフレッシュできます。

②古い町並(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

出典：飛騨高山観光公式サイト

高山駅から10分ほど歩くと、江戸時代にタイムスリップしたような町並みが広がっています。江戸時代から商人町として栄えたエリアで、歴史的建造物が大事に保存されています。

歴史が好きな人にとってたまらないスポットです。おしゃれな飲食店や雑貨店が軒を連ねていて散歩にもピッタリです。

③飛騨高山テディベアエコビレッジ

出典：飛騨高山観光公式サイト

環境をテーマにしたテディベアのミュージアムです。築180年の合掌造りの古民家を再生した館内には、世界中から集められた約1000体のテディベアが展示されています。

ショップやカフェもあり、時間を忘れて癒される場所です。市内には、他にも博物館や資料館など、子どもが楽しみながら学べるような施設がたくさんあります。

④飛騨大鍾乳洞

出典：飛騨高山観光公式サイト

飛騨大鍾乳洞は、全長800mに及ぶ鍾乳洞です。観光鍾乳洞として日本一の高さを誇る標高900mの場所にあります。内部の平均気温が年間約12度と涼しく、避暑地として人気です。

鍾乳洞を発見した「大橋 外吉氏」の集めた美術品が見られる「大橋コレクション館」や、お食事処などの周辺施設も豊富です。高山市ならではの豊かな自然を感じられるスポットです。

⑤飛騨高山温泉

出典：飛騨高山観光公式サイト

飛騨高山温泉には多様な温泉宿やホテル、日帰り温泉があります。大自然や趣のある町並みを散策した後には温泉でゆっくり疲れを取れます。

温泉街には地元の新鮮な食材を使った料理を食べられる飲食店がいくつもあります。移住の下見や観光で高山市を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。

移住に関する疑問は「飛騨高山移住定住サポートセンター」に相談できる

出典：高山市 公式サイト

移住に関する疑問点は、高山市の「飛騨高山移住定住サポートセンター」のページを見れば解消できる内容が多いです。

わからないことがあれば、お問い合わせフォームから質問や相談ができます。テレビ会議システムのZOOMを使ったオンライン移住相談(予約制)にも対応しています。

移住に関する疑問点や心配ごとがあるときは事前に相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。

▶飛騨高山移住定住サポートセンターはこちら