「茂木町(もてぎまち)の住みやすさは？」
「移住するとどんなメリットがある？」

都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。

そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「栃木県 茂木町」を紹介しています！ぜひ参考にしてください。

茂木町ってどんなところ？

利便性を備えた自然豊かな町

出典：茂木町 公式ホームページ

茂木町は、栃木県の南東部に位置する自然豊かな町です。真岡鐡道の終着駅で、週末には全国的に珍しい現役の蒸気機関車(SL)が走っています。

市街地には生活に必要なお店や施設が一通り揃っていて、日常的な買い物は町内で済ませられます。中心部から少し離れると、里山や清流那珂川の豊かな自然環境があります。

東京の100km圏内で、周辺の都市部や空港へのアクセスに恵まれています。自然が好きな人や、仕事は都市部でも家ではゆっくりしたい人に最適な住環境が整っています。

茂木町ならではの見どころが豊富

出典：茂木町 公式ホームページ

町内には山や川の自然を生かしたレジャースポットや美しい田園風景、全国最大級のサーキット場、複数のゴルフ場など、茂木町ならではの見どころが盛りだくさんです。

手ぶらでバーベキューやキャンプが楽しめるグランピング施設や、果物狩りができる観光農園なども人気です。1年を通して町内外から多くの人が訪れています。

滞在して住環境を確かめられる「移住おためし住宅」がある

出典：茂木町 公式ホームページ

茂木町には移住おためし住宅「もてぎ暮らし館」があり、最短1泊、最長で1ヶ月滞在して住環境や町の雰囲気を確かめられます。

いきなり移住するのが心配な人でも、安心して移住先として検討できます。利用したいときは、以下のリンク先で利用時のルールなどを事前に確認しておきましょう。

▶移住おためし住宅「もてぎ暮らし館」の詳細はこちら

茂木町が住みやすい5つの理由

①生活必需品が町内で揃えられる

茂木町にはコンビニやスーパー、ドラッグストアなどのお店が点在していて、毎日の買い物は町内で済ませられます。

中心部には、大きなスーパーや100円ショップ、映画館などが揃った「かましん もぴあ店」もあります。

駐車場を備えたお店や施設が多く、自家用車でスムーズに移動できます。1回300円で乗れる町営の予約制乗り合いタクシー「めぐるくん」も走っています。

②都会から離れすぎずちょうど良いアクセス

出典：茂木町観光協会

茂木町は立地に恵まれていて、県都の宇都宮市や茨城県水戸市に車で約50分で行けます。鉄道や路線バスなどの公共交通も整っています。

茂木町に住んで近隣の市町村に通勤・通学する人も多く住んでいます。必要に応じて県内外にアクセスしやすいのはメリットです。

③特産品が豊富で食べ物がおいしい

茂木町はゆずが名産で、町のマスコットキャラクター「ゆずも」のモチーフにもなっています。ゆずの他にも、おいしい果物や野菜が育てられています。

水が綺麗で、水道水の原水はミネラルウォーターとして販売されています。那珂川で穫れるアユは絶品で、遠方からもアユを食べるために多くの人が訪れます。

農産物などの特産品は、町内のスーパーや直売所で手に入れられます。新鮮な食材に囲まれて、充実した食生活が送れます。

④子育てに適した環境が整っている

出典：茂木町 公式ホームページ

便利に生活できて自然も豊かな茂木町の住環境は、子育てするのに適しています。屋外と屋内のどちらにも、子どもの遊び場やレジャースポットがたくさんあります。

保育・教育施設や医療機関も揃っています。都会よりも近所付き合いがあり、子どもを地域で見守ってもらえるので安心して子育てができます。

⑤都市部よりも広々とした家に住める

都市部と比べると土地代が安いぶん、同じ予算でも広々とした家に住めます。通勤や通学の選択肢が多い場所で、住宅にこだわれるのは魅力です。

住宅ローン金利の一部を助成する制度や、空き家のリフォーム費用などの住まいの補助金も豊富です。後ほど詳しく紹介します。

茂木町の子育て支援

茂木町は子育て支援に力を入れていて、子どもの成長に応じたさまざまな支援制度があります。経済的な支援の他に、一時預かり保育などのサポートも受けられます。

英語教育を推進していて、小学生の宿泊英語研修、中学生の海外派遣などの特別な教育が受けられます。中学生には年度内に1回、英検の検定料の助成があります。

移住を検討している子育て世帯は、茂木町の「茂木町子育て支援パンフレット」を読んでおきましょう。子育てのサポート体制がわかりやすく紹介されています。

茂木町の移住支援制度

①新築住宅の固定資産税助成

茂木町に移住・定住するために住宅を新築または購入する場合、固定資産税に相当する額の助成が受けられます。助成額は最大10万円で、期間は最長3年間です。

助成を受けるためには、物件の延床面積が50m²以上などの条件を満たす必要があります。新築のマイホームに住みたい人は詳しい内容をチェックしておきましょう。

▶新築住宅固定資産税助成の詳細はこちら

②民間賃貸住宅家賃助成事業

茂木町に新たに転入して民間賃貸住宅に住む場合、条件を満たすと最大で36ヶ月間の家賃補助が受けられます。

毎月の家賃から就業先の住宅手当を除いた額の2分の1まで、かつ単身だと7千円、家族世帯は1万5千円、子育て世帯は2万円を上限として助成してもらえます。

▶民間賃貸住宅の家賃補助の詳細はこちら

「町営団地馬門住宅」に住む人向けの助成金もある

移住して町営馬門団地(特別公共賃貸住宅)に住む子育て世帯または新婚世帯は「若者世代移住定住促進事業」の対象になります。

中学生以下の子どもがいる子育て世帯または、婚姻から1年以内の新婚世帯は要チェックです。支給の条件を満たす場合、子育て世帯は37ヶ月以降も補助金が受けられます。

▶町営馬門団地の家賃補助の詳細はこちら

③空き家改修補助

茂木町の「空き家情報バンク」に登録された物件を購入する人は、リフォーム費用や家財の処分費用に補助金が出る場合があります。

特に子育て世帯に手厚い制度になっています。中古物件を含めて住まいを探す場合は、空き家情報バンクの情報を確かめておきましょう。

▶茂木町の住まいに関する補助金情報のまとめページはこちら

茂木町の魅力的なスポット5選

①城山公園(茂木城跡)

出典：とちぎ旅ネット

城山公園は、春の桜や秋の彼岸花など、季節ごとに美しい花が見られる公園です。かつて茂木城があった場所で、高台の展望台からは町並みが一望できます。

市街地から徒歩で行ける距離感で、芝生広場には子どもが遊べる遊具があります。ちょっとしたハイキングや家族でのお散歩にピッタリです。

②モビリティリゾートもてぎ

出典：とちぎ旅ネット

モビリティリゾートもてぎは、大きなアスレチック遊具や日本屈指のサーキットなど、多彩なアクティビティが楽しめるテーマパークです。

クルマ・バイクのアトラクションや巨大な立体迷路など、1日では遊びきれない色々な施設があります。ホテルやグランピング施設、キャンプ場などの宿泊施設も揃っています。

③大瀬観光やな

出典：とちぎ旅ネット

大瀬観光やなは、那珂川にあるやな場の中でも最大規模の観光やなです。7月中旬から10月いっぱいにかけてやな場が設置され、アユを手づかみで捕まえるやな漁を体験できます。

食堂は1年を通して営業していて、穫れたてのアユの塩焼きや季節ごとのメニューが食べられます。那珂川での魚釣りや、歩いてすぐの「白糸の滝」を見に訪れる人も多い人気スポットです。

④茂木町まちなか文化交流館「ふみの森 もてぎ」

出典：茂木町 公式ホームページ

「ふみの森 もてぎ」は、茂木町の中心市街地に建てられた文化交流施設です。図書館、ギャラリー、歴史史料室、交流広場、カフェなどの施設があります。

茂木町のスギやヒノキを活用して作られていて、館内は木の香りがします。落ち着いた雰囲気で、地域の憩いの場になっています。

⑤道の駅もてぎ

出典：とちぎ旅ネット

道の駅もてぎは、フードコーナーや遊具広場、農産物直売所などの施設が充実した道の駅です。週末には真岡鐵道を走るSLを間近に見られます。

休憩所や無料Wi-Fi、24時間使えるトイレなどもあります。移住の下見などで茂木町を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

移住に関する情報は「もてぎ暮らし」で入手できる

移住に関する情報は、茂木町の移住・定住ポータルサイト「もてぎ暮らし」を見れば入手できます。住環境などの紹介の他に、先輩移住者のインタビューも掲載されていて参考になります。

わからないことがあれば、茂木町の窓口や「もてぎ暮らしサポートセンター」に相談してみてください。連絡先は「もてぎ暮らし」のサイト下部で確認できます。

もてぎ暮らしサポートセンターでは、テレビ会議システム「ZOOM」を使ったオンライン移住相談もできます。心配ごとは事前に相談して、お得な最新情報を手に入れましょう。

▶移住・定住ポータルサイト「もてぎ暮らし」はこちら