【長崎県】南島原市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの町
「南島原市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「長崎県 南島原市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
南島原市ってどんなところ?
南島原市について | |
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所在地 | 長崎県 南部 |
人口(2023年 9月現在) |
41,814人(18,431世帯) 男性:19,542人、女性:22,272人 |
面積 | 170.13km² |
都市部へのアクセス |
▶車 南島原市~諫早IC:約1時間20分 南島原市~長崎市:約1時間30分 南島原市~島原港:約30分 ▶バス 南島原市~島原駅:約40分 ▶フェリー 島原港~熊本港:約30分 |
移住支援制度 |
①移住支援金 ②子育て世帯等移住促進事業補助金 ③お試し住宅 など |
自然・施設 |
・前浜海水浴場 ・龍石海岸 ・口之津イルカウォッチング ・口之津港 ・鮎帰りの滝 ・エコ パーク論所原 ・原城温泉 真砂 ・道の駅 ひまわり ・仁田峠第二展望所 ・旧大野木場小学校 ・土石流被災家屋保存公園 ・西望公園、西望記念館 ・口之津歴史民俗資料館 ・有馬キリシタン遺産記念館 ・原城跡、日野江城跡 など |
自然と歴史・文化の魅力が溢れる町
南島原市は、長崎県南部、島原半島の南東部に位置しています。雲仙山系の1,000mを超える雄大な山々と、有明海に囲まれた自然豊かな町です。
市内には、日本におけるキリシタン文化の歴史遺産が数多く存在しています。その中でも「島原・天草一揆」の主戦場跡として有名な「原城跡」は、世界文化遺産に登録されています。
温暖な気候と豊かな地下水を含む大地を活かした農業が盛んです。県内有数の農業地帯で、トマトやじゃがいもなど県内トップクラスの生産量を誇ります。
自然環境が世界ジオパークに認定
南島原市の自然環境は、日本に10ヶ所しかない「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されています。世界に誇る名所や、住むうえでも楽しいスポットが充実しています。
豊富な地域資源を活用した観光業が盛んで、絶景ポイントや歴史的遺産など見どころが盛りだくさんです。
海と山の自然を生かしたレジャースポットも豊富です。アウトドアが好きな人や、自然のある場所で子育てしたい人は要チェックの町です。
南島原市が住みやすい5つの理由
- 生活必需品は市内で揃えられる
- 自然豊かで特産品が豊富
- 子育てに適した環境が整っている
- 海と山が近く気軽にレジャーを楽しめる
- 都心部より広々とした家に住める
①生活必需品は市内で揃えられる
市内にはスーパーやコンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなどのお店が充実しています。大型店舗もあり、生活に必要なものは市内で揃えられます。
駐車場を備えたお店や施設が多く、車の運転がしやすいです。路線バスの他、予約制の乗合タクシーの試験運用も開始しています。
②自然豊かで特産品が豊富
南島原市の特産品
- 手延そうめん
- カステラ
- かまぼこ
- トマトやじゃがいも、いちごなどの農産物
- 車エビやカサゴなどの海産物
- 地酒 など
温暖な気候で海と山の豊かな自然に囲まれた南島原市は食材の宝庫です。特に手延べそうめんが有名で「島原手延そうめん」は全国で2番目の生産量を誇っています。
市内のスーパーや直売所で四季折々の旬の農水産物を手に入れられます。地元ならではの充実した食生活が送れます。
③子育てに適した環境が整っている
南島原市は生活環境が整っているうえに自然も豊かで、子育てするのにピッタリです。保育・教育施設は高等学校まで揃っています。
市内には図書館が6ヶ所あり、おはなし会や図書館まつりなど親子で楽しめるイベントが開催されています。
都会よりも近所付き合いがあり、地域で子どもを見守ってもらえます。親世代、子ども世代の交流施設やイベントも多く地域に馴染みやすいです。
④海と山が近く気軽にレジャーを楽しめる
写真提供:南島原市
海が綺麗な南島原市ではイルカウォッチングをはじめ、キャンプや釣り、SUPなど多様なレジャーを楽しめます。
自然豊かな運動公園やスポーツ施設も揃っています。休みは自然と触れ合ってリフレッシュしたい人や、ファミリーにとって嬉しい環境です。
⑤都心部より広々とした家に住める
都心部と比べると土地代が安いぶん、同じ予算でも広々とした家に住めます。広い庭や駐車場があるマイホームに住みたい人は要チェックです。
中古も含めて住まいを探すときは「空き家バンク」の物件情報も確かめておきましょう。希望条件にピッタリの、相場よりも安い物件が見つかる場合があります。
南島原市の子育て支援
- ・高校生世代までの医療費に助成がある
- ・出産、子育て応援給付金の支給
- ・一時預かり、休日保育などのサポート
- ・自然体験事業ネイチャーの実施 など
南島原市は子どもの成長に応じた切れ目のない子育て支援が受けられます。医療費の助成をはじめとした経済的な支援の他、子育てが初めてでも安心のサポート体制が整っています。
移住を考えている子育て世代は「南島原市こども子育てガイドブック」などを読んで事前に子育て環境を確認しておきましょう。
南島原市の移住支援制度
- 移住支援金
- 子育て世帯等移住促進事業補助金
- お試し住宅
①移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。
また、18歳未満の世帯員1人につき30万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。
②子育て世帯等移住促進事業補助金
南島原市へ移住する子育て世帯は、引越しにかかった費用に対して補助金(上限15万円)を受け取れる場合があります。
年齢や世帯構成などに条件があります。補助金を受け取るための詳しい条件や申請方法は、以下リンク先でチェックしてみてください。
③お試し移住
南島原市には、本格的に移住する前に市での生活を無料で体験できる「お試し住宅」があります。利用できる期間は、1回の申し込みにつき10日間以内です。
移住する前に周辺環境や気候の特徴など、移住後の生活をしっかりイメージしてから引越しができるので安心です。
滞在中に市役所への相談や、空き家の見学などが必須です。以下のリンク先で間取りや設備、利用ルールなどが確認できます。
南島原市の魅力的なスポット5選
- 前浜海水浴場
- 鮎帰りの滝
- エコ パーク論所原
- 有馬キリシタン遺産記念館
- 原城温泉 真砂
①前浜海水浴場
透明度の高い海と遠浅の砂浜が特徴の南島原市で一番人気がある海水浴場です。夏には売店や休憩所などがオープンします。
8月にはライフセーバーが動員されるので小さな子どもと一緒でも安心して遊べます。夕日を見ながら散歩するのもおすすめです。
②鮎帰りの滝
高さ13.7m、幅1.7mの美しい白糸の滝です。滝壺付近では、マイナスイオンたっぷりの水しぶきと新鮮な空気を味わえます。
夏は滝壺周辺や滝の上で水遊びを、秋には紅葉狩りを楽しめます。近くには特産品の手延そうめんを食べられる「滝の茶屋」もあり、行楽シーズンには多くの観光客で賑わいます。
③エコ パーク論所原
「エコ パーク論所原(ろんしょばる)」は雲仙天草国立公園内にある複合施設です。キャンプ場の他、体験農園やレストランを備えています。
施設内では乗馬や小動物とのふれあい体験ができます。休みの日に家族で遊びに行くのにピッタリのスポットです。
④有馬キリシタン遺産記念館
有馬キリシタン遺産記念館は、世界文化遺産である「原城跡」をはじめ「日野江城跡」「有馬のセミナリヨ」など、キリシタン文化の繁栄と弾圧の歴史を学べる施設です。
館内では、発掘出土品などの展示物や歴史を紹介した動画が見られます。市内には、記念館の他にも貴重な歴史的建造物や文化財を見られるスポットが多数あります。
⑤原城温泉 真砂
世界文化遺産に登録された「原城跡」近くに湧く温泉です。泉質は美人の湯として人気のあるナトリウム泉で、疲労回復や健康増進の効能があると言われています。
海に面した浴場からは有明海を一望できます。日帰り温泉やレストランの利用もできるので、移住の下見に南島原市を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する情報は南島原市のホームページで入手できる
南島原市の公式ホームページ「南島原市田舎暮らし情報」のページなどで、移住に関する情報を集められます。移住支援制度などの最新情報も掲載されています。
疑問が残る場合は、お問い合わせフォームから質問や相談もできます。オンラインでの相談も可能です。
移住に関する疑問点や心配ごとがあるときは事前に相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。