一人暮らしを親に反対される社会人は必見!説得する3つの方法を大公開!
一人暮らしする許可をもらうための説得方法は?という疑問にお答えします!
基本的な3つの説得方法や、より納得してもらうための、生活費の説明方法まで細かく解説します。
社会人なのに一人暮らしに反対される人は、親が過保護な可能性があります。許可をとって一人暮らしを始めるのがベストなので、ぜひ参考にしてください。
目次
親を説得する3つの方法
親が一人暮らしを反対するのは、子供が心配だからです。自立した大人だと理解して安心できれば一人暮らしの許可は出ます。
また、言いづらくても両親に相談して許可をとったほうが良いです。不仲になっても、良いことは少ないからです。
心配されている内容によって説得の方法が変わるので、3つ解説します。
・安全性を心配されている
・生活の乱れを心配されている
お金の心配をされている
お金の心配をされている人は、現在の収入で一人暮らしが可能だと説明する必要があります。一番重要なので、のちほど更に詳しく解説します。
実家暮らしと比較すると、一人暮らしでは家賃、食費、水道光熱費、インターネット使用料などの出費が一気に増えます。
社会人でも、給料が低いうちは実家で貯金したほうが良いと諭される可能性が高いです。「両親を頼らずに自立したい」という説得が有効です。
安全性を心配されている
安全性を心配されている人は、治安の良い街で、セキュリティ関係がしっかりしたお部屋を借りる必要があります。
特に女性は、犯罪などの事件に巻き込まれないか心配されます。設備の整った物件は家賃が高く、収入が低い人は親の協力が必要です。
「いつまでも親離れできない」「家賃だけは支援してほしい」など、直球でお願いしてみるしかありません。
生活の乱れを心配されている
食生活の乱れなど、一人で大丈夫か心配されている人は、普段の暮らしから整えるべきです。
朝はしっかり起きて、掃除や洗濯、料理などの家事をこなしましょう。その上で、引越すと「通勤が楽になる」「勉強に集中できる」などの説得が効果的です。
説得で納得してもらえない場合は、より具体的に一人暮らしのシミュレーションを説明する準備が必要です。
一人暮らしに必要な金額は把握するべき
一人暮らしにかかる費用の想定が甘いと、説得が通りづらいです。いくら必要か把握して、家計の内訳まで説明できるようにしましょう。
また、親に費用の支援が受けられそうに無い場合は、必要な額を貯めてから説得したほうがスムーズです。
一人暮らしは家賃を抜いて約14万円は必要
統計局の「家計調査2019年度平均(2020年2月公表)」によると、一人暮らしにかかる費用の平均額は、家賃を除いて約14万円でした。内訳は、以下の表のとおりです。
食費 | 約44000円 |
---|---|
水道光熱費 | 約11000円 |
通信・交通費代 | 約21000円 |
娯楽・交際費 | 約19000円 |
衣類・日用消耗品代 | 約11000円 |
医療費 | 約8000円 |
その他雑費 | 約27000円 |
合計 | 約140000円 |
あくまで平均なので、実際は食費を3万円程度まで節約したり、娯楽費を削れば節約できます。
生活費を毎月の手取りから引くと、家賃に充てられる額がわかります。貯金も考えて、適正な家賃のお部屋を選ぶ必要があります。
適正な家賃の目安とは
適正な家賃は「月の手取り3分の1まで」と言われています。手取り20万円なら適正家賃は約6.5万円が目安なので、平均の生活費と照らし合わせても妥当です。
手取り3分の1を超える家賃だと、生活費が圧迫されますし、入居審査に落ちやすくなります。
家賃の上限額の目安を表にしたので、参考にしてください。
月の手取り | 家賃上限の目安 |
---|---|
16万円 | 約5.4万円 |
18万円 | 約6万円 |
22万円 | 約7.4万円 |
24万円 | 約8万円 |
勤め先から家賃補助が出る人や、仕送りに許可をもらっている人は、プラス1~2万円の家賃のお部屋も候補に入れて探せます。
入居後に家賃滞納すると、親に連絡が行く可能性があります。収入が途絶えても、2~3ヶ月は支払える家賃の物件を選んだほうが良いです。
賃貸には家賃の4.5~5ヶ月分の初期費用が必要
賃貸の初期費用は、敷金礼金や仲介手数料を含めて「家賃の4.5~5ヶ月分」必要です。一般的な内訳は、以下のとおりです。
内訳 | 相場 |
---|---|
敷金 | 家賃0~2ヶ月 |
礼金 | 家賃0~2ヶ月 |
前家賃(翌月分の家賃) | 家賃1ヶ月 |
日割り家賃 | 入居日によって異なる |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月+税 |
鍵交換費用 | 10000~20000円+税 |
火災保険料 | 15000~20000円 |
保証会社利用料 | 総家賃の50~100% |
合計 | 家賃の約4.5~5ヶ月分 |
初期費用は、物件によって総額がかなり変わります。礼金が2~3ヶ月の人気物件や、敷金礼金無しで初期費用を抑えられる物件もあります。
余裕をもって家賃の5.5ヶ月分は用意しておくと、選べるお部屋の幅が広がります。
引越し業者と家具家電購入の費用も必要
引越し業者と家具家電購入の費用も必要です。引越しは、業者に依頼すると5~7万円かかります。自分で搬入・搬出するか、新品家具は引っ越し先に届くように買えば節約できます。
家具家電は、冷蔵庫・洗濯機・テレビなどをすべて新品で買うと7~10万円はかかります。節約したい場合は家具家電付きの物件がおすすめです。
収入に合った必要経費を用意する
ここまでの説明をまとめると、収入ごとの必要経費は以下の表のとおりです。適正な家賃をもとに、1ヶ月分の生活費+賃貸の初期費用(4.5~5.5ヶ月分)で計算しています。
また、家具家電と引越し業者の費用は含めていないので、必要な人は足して考えてください。
月の手取り | 必要な貯金 |
---|---|
16万円 | 約38~44万円 |
18万円 | 約41~47万円 |
20万円 | 約44~50万円 |
22万円 | 約47~54万円 |
24万円 | 約44~58万円 |
表よりも貯金があれば、必要経費に対するお金の準備を具体的に説明できるので、親に説得の熱意が伝わりやすいです。
説得しきれなかった場合の対処法4つ
お金の面を完璧に説明しても納得してもらえない場合は、対処法を4つ紹介するので、参考にしてください。
・一人暮らしの友人を家に呼ぶ
・一人暮らしのメリットを話す
・思い切って家出する
より具体性を持たせて再チャレンジ
一般的な一人暮らしの費用を説明しても納得してもらえない場合は、何をしたら許可してくれるか聞いてみましょう。
住む物件や街を心配されたら、実際に住みたいと思っているお部屋の資料を見せてみるなど、具体的に一つひとつ説得していくしかありません。
一人暮らしの友人を家に呼ぶ
すでに一人暮らしをしている友人を連れてきて、両親に「一人暮らしさせたほうが良い」と話してもらうのも一つの手です。
なるべく真面目な見た目の同性を連れていけば、立派な姿を見て気変わりする可能性があります。
見た目の奇抜な異性を連れて行くと、より心配されてしまうので要注意です。
一人暮らしのメリットを話す
一人暮らしすることで、自分にとってどんなメリットがあるかを話すべきです。やりたいことをしっかり伝えれば、納得してもらえる可能性もあります。
・大人として自立できる
・友人に「実家暮らしは良いよね」と言われない
・金銭感覚を養える
・生活力が身に付く
・社会性が身に付く
・通勤、通学が楽になる
・自由時間が増えて自己研鑽できる
友人に「実家暮らしは良いよね」と言われたくないなど、日々のコミュニケーションに支障が出ている内容は、説得力があるのでおすすめです。
思い切って家出する
説得しても効果が無い場合、単に寂しがっていたり、外で面倒を起こされたくないだけの場合もあります。
どうしても自立したい人は、成人なら思い切って家出するのもアリです。友人宅に泊めてもらうか、自分でお部屋を借りることも可能です。
ただし、強行突破で一人暮らしを始めると、喧嘩になったり、急なピンチに助けてもらえない可能性があります。
賃貸物件を借りるためには協力者が必要
一般的に、ほとんどの賃貸物件は一人では借りられません。借りるにあたり、協力者が必要です。
家賃滞納した際に代わりに支払ってくれる「連帯保証人」を立てるか、連帯保証人の代わりに保証会社を使う場合でも「緊急連絡先」が必要です。
お部屋を借りるためには、審査に通る必要があります。20代で両親のどちらかを連帯保証人(緊急連絡先)にできない人は、貸す側に不審がられて審査に落ちやすいです。
兄弟が協力してくれるなら、もっともスムーズです。事情をしっかり説明すれば、友人を緊急連絡先にできるお部屋もあるので、借りられるお部屋はあります。
不動産屋にも相談してみるべき
不動産屋は、両親と仲が良くない人の引越しや、一人暮らしが初めての人の引越しも、数多く経験しています。
入居審査にも強いので、自分の状況と予算を正直に伝えれば、最適な手段を考えてくれます。
両親の協力が無くても借りられるお部屋はあります。しかし、説得を成功させて円満に引越すのがベストです。両親に黙って引越すのは、最後の手段にしてください。
お部屋を探すのにわざわざ不動産屋に行こうとしていませんか?
引越しに関する悩みがある人は、経験のある不動産屋に相談してみたほうが良いです。予算や状況に応じて、最適な手段を提案してくれます。
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