【熊本県】南阿蘇村の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの村
「南阿蘇村の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「熊本県 南阿蘇村」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
南阿蘇村ってどんなところ?
南阿蘇村について | |
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所在地 | 熊本県 北東部 |
人口(2023年 9月末現在) |
10,148人(4,778世帯) 男性:4,925人、女性:5,223人 |
面積 | 約137.3km² |
都市部への アクセス |
▶JR 立野駅~熊本駅:約50分(普通列車) ▶車 立野駅周辺~熊本市街:約1時間 立野駅周辺~阿蘇くまもと空港:約30分 |
移住支援制度 |
・移住支援金 ・お試し移住体験施設 |
自然・施設 |
・俵山峠展望所 ・南阿蘇パノラマライン展望所 ・観音桜公園 ・明神池名水公園 ・阿蘇ファームランド ・南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」 ・熊本県野外劇場アスペクタ ・南阿蘇複合施設LOOP「図書館」 ・白水郷美術館などの文化施設 ・南阿蘇そば道場 ・南阿蘇五岳五湯温泉郷 ・ぶどう園 ・いちご園多数 ・道の駅あそ望の郷くぎの など |
緑と水源豊かな住みやすい村
南阿蘇村は、熊本県北東部、阿蘇カルデラの南部に位置しています。平成の大合併で旧白水村、旧久木野村、旧長陽村の3村が合併して発足した村です。
村の大部分は山林・原野が占めています。多数の水源があり「水の生まれる郷」として有名です。県庁所在地の熊本市や阿蘇くまもと空港にアクセス良好で、住みやすさも注目されています。
南阿蘇村ならではの魅力が豊富
南阿蘇村では、1年を通してさまざまなお祭りやイベントが開催されます。四季折々の花々や景色が綺麗な展望所も多く、トレッキングやツーリングなども楽しめます。
野外ステージ「熊本県野外劇場アスペクタ」や、健康の専門家が監修するテーマパーク「阿蘇ファームランド」など、他にはない施設がいくつもあります。
アウトドアスポットや温泉地に、県内外からも多くの人が訪れます。日帰りで楽しめる観光スポットも多く、地元の人にも親しまれています。
南阿蘇村が住みやすい5つの理由
- 車があれば便利に生活できる
- 県外への移動手段が多い
- 子育てしやすい環境が整っている
- 特産品が豊富で食べ物がおいしい
- 都会より広々とした家に住める
①車があれば便利に生活できる
南阿蘇村には、コンビニや商店、農産物直売所が点在しています。車で約15~20分の高森町や大津町まで行けばドラッグストアやショッピングセンターなどがあります。
村内に総合病院もあり、生活に必要なお店や施設は、車で20~30分圏内に一通り揃っています。県都の熊本市にも約1時間で行けるので、車があれば工夫次第で便利に生活できます。
②県外への移動手段が多い
車やバスで熊本駅まで行けば、九州新幹線で福岡や鹿児島にスムーズに移動できます。阿蘇くまもと空港へのアクセスも良く、飛行機に乗れば全国各地の都市部に移動できます。
2023年7月から、南阿蘇鉄道が全線での運転を再開しています。自家用車だけでなく、公共交通の移動手段もあるのはメリットです。
③子育てしやすい環境が整っている
南阿蘇村には公園やスポーツ施設、自然を生かしたレジャースポットがたくさんあり、子どもがのびのびと過ごせます。
子育て関連施設や育児相談の窓口も整っています。都会よりも近所付き合いがあり、地域で子どもを見守ってもらえて安心感があります。
④特産品が豊富で食べ物がおいしい
南阿蘇村の特産品
- お米
- そば
- あか牛(ブランド牛)
- アスパラガス、トマトなどの野菜
- いちご、ぶどうなどの果物
- 阿蘇高菜漬け など
南阿蘇村では、水源などの豊かな自然環境を生かした農業が盛んです。村では多種多様な野菜や果物が育てられています。
シーズンになるといちご狩りができる農園もあります。あか牛など、魅力的な特産品が豊富です。おしゃれなカフェや飲食店も多く、充実した食生活を送れます。
⑤都会より広々とした家に住める
都会と比べると土地価格が安く、同じ予算でも広々とした家に住めます。駐車場や庭を備えたマイホームが欲しい人は要チェックです。
新築にこだわらずに家を探すときは「空き家バンク」の情報もチェックしておきましょう。予算を抑えて、希望通りの物件を見つけられる場合があります。
南阿蘇村の子育て支援
- ・満18歳になる年度末まで子どもの医療費を助成
- ・すこやか出産祝い金、すこやか成長祝い金
- ・一時預かりや延長保育などのサポート
- ・小学校入学時にランドセルを贈呈
- ・中学校入学時に通学かばんを贈呈
- ・小中学校の給食費を半額助成 など
南阿蘇村では、子どもの成長に応じてさまざまな支援制度が受けられます。経済的な支援の他に、一時預かりや延長保育などのサポート体制も充実しています。
子どもが誕生した際は、第1子~第2子は5万円、第3子以降は10万円のすこやか出産祝い金が支給されます。第3子以降の子どもが満3歳に達したときは祝い金20万円がもらえます。
移住を検討している子育て世代は、自分の世帯が受けられる支援制度や子育て環境をあらかじめチェックしておきましょう。
移住支援制度など
移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の移住支援金を受け取れる場合があります。
また、18歳未満の世帯員1人につき100万円の加算があります。居住や就業・起業、テレワークなどの細かい条件があるので、詳細は以下リンク先で確認してみてください。
お試し移住体験施設
南阿蘇村には、移住を希望している人向けの「お試し移住体験施設」があります。古民家をリノベーションした3LDKの平屋で、生活するための設備が一通り揃っています。
旅館やホテルに滞在するのとは違う視点で、本格的な移住前に村の住環境を確かめられます。利用ルールや備え付けの設備などの詳細は、以下のリンク先で確認できます。
南阿蘇村の魅力的なスポット5選
- 明神池名水公園
- 南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」
- 阿蘇ファームランド
- 南阿蘇五岳五湯温泉郷
- 道の駅あそ望の郷くぎの
①明神池名水公園
明神池名水公園は村のほぼ中央、群塚神社の境内にあります。毎分約2トンの清水が噴出している湧水地で「熊本名水百選」にも選ばれています。
池の底が見えるほど透明度の高い水は、飲むと安産にご利益があると言われています。
村内には他にも全国的に有名な白川水源をはじめ綺麗な水が湧き出る水源地がいくつもあり、生活用水として活用されています。
②南阿蘇ルナ天文台・オーベルジュ「森のアトリエ」
森のアトリエは、南阿蘇の大自然と星空を満喫できる体験型宿泊施設です。本格的な天文台やプラネタリウム、落ち着いた雰囲気の洋館などが国内外から人気です。
③阿蘇ファームランド
阿蘇ファームランドは、健康の専門家が総合プロデュースする健康増進施設です。日帰りと宿泊どちらでも、健康をテーマにしたアクティビティやレストラン、温泉などを楽しめます。
モノづくりの体験ができる「手作り体験館」や、カピバラなどの動物と触れ合える「ふれあい動物王国」など、子どもから大人まで楽しめる施設が盛りだくさんです。
④南阿蘇五岳五湯温泉郷
阿蘇山の南麓には栃木温泉・火の山温泉などの5つの温泉地があり、温泉宿が点在しています。日帰り入浴ができる温泉も多く、アウトドアを楽しんだ後のリフレッシュに最適です。
⑤道の駅あそ望の郷くぎの
道の駅あそ望の郷くぎのは、県道28号線沿いにある道の駅です。レストランやファストフードコーナー、パークゴルフ場、そば道場などの施設があります。
物産館「旬鮮あじわい館」では地元産の農産物や加工品、お弁当などが販売されています。広々とした芝生広場やウッドデッキがあり、散歩や休憩にピッタリです。
移住に関する情報は「南阿蘇村移住サイト」で入手できる
移住に関する情報は「南阿蘇村移住サイト」で入手できます。南阿蘇村の住環境の解説や、空き家の情報、移住者インタビューなどが掲載されていて参考になります。
南阿蘇村への移住の流れもわかりやすく解説されています。心配ごとを相談できる窓口や移住支援制度などの情報も掲載されているので、参考にしてみてください。