【福島県】南相馬市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめのまち
「南相馬市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「福島県 南相馬市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
南相馬市ってどんなところ?
南相馬市について | |
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所在地 | 福島県 浜通り北部 |
人口(2023年 12月1日現在) |
56,385人(26,396世帯) 男性:29,718人、女性:26,667人 |
面積 | 約398km² |
都市部への アクセス |
▶電車(特急利用) 原ノ町駅~いわき駅:約1時間10分 原ノ町駅~品川・上野駅:約3時間30分 ▶車 南相馬IC~いわき中央IC:約1時間 南相馬IC~東京:約4時間 |
移住支援制度 |
①住宅購入等世帯定住促進事業奨励金 ②結婚新生活支援事業助成金 ③福島県12市町村移住支援金 など |
自然・施設 |
・はらまちユッサ ・セデッテかしま ・南相馬市馬事公苑 ・NIKOパーク ・福島ロボットテストフィールド ・原町運動公園 ・烏崎海浜公園 ・宝蔵寺などの神社仏閣 ・南相馬市博物館 など |
自然豊かで穏やかな風が吹くまち
南相馬市は福島県北部にある、海と山に囲まれたまちです。海から吹く風の影響で、夏は涼しく冬は雪が少ない穏やかな気候が特徴です。
東北といえば雪のイメージを持つ人が多いですが、南相馬市は比較的雪が少ないです。降っても2~3日で解けることが多く、大がかりな雪下ろしはほとんど必要ありません。
未来と伝統文化が融合している
南相馬市は1,000年以上の歴史があるお祭りの「相馬野馬追」が有名です。伝統的な神事が古くから現在まで大切に受け継がれています。
伝統を大切にしながらも、国と連携して「福島イノベーション・コースト構想」に基づき「ロボットのまち」としても発展しています。
「100年のまちづくり」を基本目標とし、家族や友人とともに安心して暮らせるまちの実現に向けて長期的なビジョンで取り組んでいます。
住みたい田舎に選ばれたまち
「2023年版 第11回 住みたい田舎ベストランキング(宝島社「田舎暮らしの本」2月号)」で子育て世代部門東北エリア第2位(県内第1位) に選ばれています。
子育て支援の充実はもちろん、豊かな自然の中でのびのびと子育てできる環境が子育て世代におすすめです。
南相馬市が住みやすい5つの理由
- 中心市街地で何でも揃えられる
- 周辺の都市部にアクセス良好
- 子育てしやすい環境が整っている
- 特産品が豊富で食べ物がおいしい
- 都市部よりも住居費が抑えられる
①中心市街地で何でも揃えられる
南相馬市の中心市街地には、生活に必要なお店や施設が揃っています。コンビニやスーパー、ショッピングセンターが点在していて毎日の買い物に困りません。
医療機関や保育・教育施設の数も多く、駐車場を備えた施設が多いです。移動の際は車が便利ですが、市内の主要施設を回るバスや定額タクシーなどの公共交通も充実しています。
②周辺の都市部にアクセス良好
市内でも便利に生活できますが、必要に応じて都市部に行きやすいメリットがあります。常磐線の特急を使用すれば、東京まで乗換なしで3時間ほどで行けます。
宮城県仙台市までは約1時間で行けます。仙台空港を使えば全国の都市部に出やすく、都心から離れすぎず都会と地方両方の良いところを感じられます。
③子育てしやすい環境が整っている
南相馬市の穏やかな気候と住環境は子育てに最適です。屋外と屋内どちらにも遊び場がたくさんあり、子どもがのびのびと過ごせます。
「南相馬市子ども・子育て応援条例」のもと、妊娠から出産、子育てまで切れ目のないサポートが受けられます。
④特産品が豊富で食べ物がおいしい
南相馬市の特産品
- 豊水梨、幸水梨、イチゴなどの果物
- 麦や大豆などの穀物
- ブロッコリーやカボチャなどの野菜
- 漬け物
- 天のつぶ(ブランド米)
- 野馬追グッズ など
南相馬市は農業が盛んで、水稲や様々な種類の野菜、果物が栽培されています。特にブロッコリーは県内1位の産出量です。
市内のスーパーや直売所では採れたての旬の野菜や果物が買えます。新鮮な食材に囲まれて充実した食生活が送れます。
⑤都市部よりも住居費が抑えられる
都会と比べると土地代が抑えられるので住居費を抑えられます。都心と同じ予算でも、広々として設備が整った家に住めます。
移住を検討している人は空き家バンクもチェックしておくと良いです。リフォーム費用をふまえても、相場より安く住める物件が見つかる可能性があります。
南相馬市の子育て支援
南相馬市の子育て支援制度の例
- 18歳までの医療費が無料
- 中学生まで給食費が無料
- 所得制限無しで保育料無料
- 妊娠、出産費用のサポート
- 病児保育や一時預かりなどの子育てサポート
- 子育て応援アプリ「はぐらいふ」の配信 など
南相馬市は子育て支援に力を入れていて、医療費や出産に関する助成が充実しています。経済面だけでなく、共働き世帯が子育てしやすいサポートも充実しています。
一時保育や病児保育、子育て支援センターでの育児相談などさまざまなサポート体制が整っています。子育て世帯の交流施設や相談窓口が揃っていて、初めての子育てでも安心です。
南相馬市の移住支援制度
- 住宅購入等世帯定住促進事業奨励金
- 結婚新生活支援事業助成金
- 福島県12市町村移住支援金
①住宅購入等世帯定住促進事業奨励金
南相馬市への移住に伴って住宅を新築または購入する世帯は、年齢などの条件を満たすと最大で100万円の補助金が受け取れます。
エリアによる25万円の加算や、空き家の解体費用50万円の加算など、条件によって補助金額は異なります。詳しい内容は以下のリンク先でチェックしてみてください。
②結婚新生活支援事業助成金
令和5年4月1日から令和6年3月31日の間に結婚する39歳以下の夫婦は、条件を満たすと最大60万円の助成金を受け取れます。
年齢や所得によって助成金額が異なります。結婚をきっかけに移住を検討している夫婦は、以下のリンク先で詳細を確認しておきましょう。
③福島県12市町村移住支援金
南相馬市への移住は、条件を満たすと全国的に見ても手厚い金額の移住支援金が受け取れます。
支援金の金額は、単身で最大120万円、2人以上の世帯なら最大200万円です。(※東京圏より18歳未満のお子さんを帯同して移住する場合、別途加算あり)
南相馬市が含まれる「12市町村」とは、福島第一原子力発電所の事故により避難指示等の対象になった地域のことです。
支援金を受け取るためには、仕事上の異動や出張ではない・5年以上継続して住むなどの条件があります。気になる人は以下リンクで詳細の確認ができます。
南相馬市の魅力的なスポット5選
- 雲雀ヶ原祭場地
- 宝蔵寺
- 夜の森公園
- 北泉海浜総合公園
- 南相馬市博物館
①雲雀ヶ原祭場地
雲雀ヶ原祭場地は、国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事「相馬野馬追」のメイン会場になっています。
相馬野馬追は毎年7月最終土日月に開催され、雲雀ヶ原祭場地では先祖伝来の旗指物をなびかせ人馬一体となって風を切り疾走する「甲冑競馬」が行われます。
数百騎の騎馬武者が天中高く打ち上げられた御神旗を勇猛果敢に奪い合う「神旗争奪戦」も行われる大迫力の祭典です。期間中は全国からの多くの観光客で賑わいます。
②宝蔵寺
宝蔵寺は平安時代に建てられた歴史ある寺院です。紅葉の時期にはカエデやモミジを見るために多くの人が訪れます。
江戸時代には相馬氏歴代藩主も紅葉狩りに訪れたと言われています。古くから南相馬市で愛されるおすすめの観光スポットです。
③夜の森公園
春には300本のソメイヨシノが園内を彩る桜の名所です。小高い丘の頂上には芝生の休憩所もあるので子ども連れでもゆっくりと過ごせます。
園内には100円で利用できるテニスコートや遊具もあります。市内には他にも自然公園や子どもの遊び場が充実しています。
④北泉海浜総合公園
北泉海浜総合公園は、夏には海水浴場や臨時キャンプ場も開設される人気スポットです。全長約27メートルのビッグスライダーは、子どもと大人どちらも楽しめます。
各所に屋根付きの休憩スペースの東屋や水飲み場、トイレなどの施設が充実していてゆっくり過ごせます。
⑤南相馬市博物館
南相馬市博物館は、南相馬市の自然・歴史・民俗をテーマにした博物館です。相馬野馬追や地域に関する歴史について楽しみながら学ぶことができます。
昔の映像が見られるシアターも備えています。化石探しや化石の標本作りなどの体験学習イベントも開催されています。
移住の不安はみなみそうま移住相談窓口「よりみち」へ
南相馬市の移住に関する心配ごとは、移住相談窓口「よりみち」に相談できます。窓口の他に、予約すれば電話やオンラインでも相談に対応してもらえます。
実際に移住を経験した人が移住相談コンシェルジュとして対応してくれるので、自身の経験を元に親身に相談を受けてくれます。