「配信者に向いている賃貸物件は？」
「VTuberの部屋の選び方が知りたい！」

ゲーム実況やVTuberなど、配信者活動する人が増えています。趣味としてやる人もいれば、配信に力を入れてYouTubeドリームを掴みたいという人もいるのではないでしょうか。

しかし、賃貸で配信者活動するには騒音トラブルや回線速度などの問題がつきまといます。住む物件によっては思うように配信できず、ストレスに感じることも…。

そこで当記事では、配信者に向いている賃貸物件や探すときのコツを紹介しています。配信時の注意点も解説するのでぜひ参考にしてください。

配信者に向いている賃貸物件とは？

ネットの回線速度が早い

配信者活動するなら、インターネットの回線速度が重要です。回線が速ければ接続が切れたり、カクカクしたりすることなく安定した配信ができるからです。

特にゲーム実況は、ゲームプレイと同時並行して動画の配信をおこなうので回線にかなり負荷がかかります。

プレイに問題がなくても、配信画面がカクカクしてリスナーがストレスを感じる可能性が高いです。これではチャンネル登録者数は増えません。必ず光回線が使える賃貸物件を選びましょう。(参考：インターネット回線の選び方)

使いたい回線が対応しているか確認しておく

あらかじめ使いたい回線が決まっているなら、借りる物件が対応しているか確認しておくといいです。物件によってはエリア外で使えない、工事が必要になるケースがあるからです。

ネット回線公式サイトから、住所や物件名を入力すると対応しているかどうかわかります。わからなければ不動産屋のスタッフに確認してみてください。

インターネット無料物件は避けるべき

配信者活動するなら、インターネット無料物件は避けることをおすすめします。1つの回線を同じ建物に住んでいる住人全員で共有しており、回線速度が非常に遅いからです。

また、インターネット無料物件の場合はプロバイダや回線が選べません。使いたい回線がある人は注意してください。

RC造やSRC造で建てられている

RC造やSRC造なら、配信者活動をおこなっても騒音トラブルになる可能性を減らせます。壁や骨組みに厚みのあるコンクリートが使われており、防音性の高さが期待できるからです。

防音性が高ければ、多少の笑い声や話し声は遮ってくれるので配信しやすいはずです。隣の部屋からの騒音も気になりにくいので、自分自身も快適に暮らせます。

最上階の角部屋

賃貸物件でもっとも騒音トラブルになりにくい位置は「最上階の角部屋」です。最上階は上からの足音が響かない、角部屋は隣の部屋に接する壁が片側だけだからです。

6階以上の高層階にある部屋は、通行人の話し声や車のエンジン音が聞こえにくいというメリットもあります。

近くに騒音の出る施設や道路がない

工場や交通量の多い道路の近くは避けましょう。機械の稼働音やトラックの走行音、緊急車両のサイレンなどの騒音が聞こえて配信の妨げになるからです。

配信の妨げになるだけでなく、身バレ・家バレにも繋がります。とある芸能人は配信中に入ってしまった電車の走行音で、住んでいる沿線やマンション名まで特定されていました。

ストーカーやいたずら被害に遭わないためにも、騒音には注意してください。

物件によっては揺れに悩まされる

地盤が弱いところに建てられていると、騒音だけでなく揺れに悩まされることがあります。内見時には建物が揺れていないか、窓の建付けは悪くないかを確認しましょう。

ワンルーム以外の間取り

配信者活動するなら、例え一人暮らしでもワンルーム以外の間取りをおすすめします。

ワンルームは1つの空間にキッチンやお風呂が集約されているため、見られたくない部分が映ってしまう、家電の稼働音を拾ってしまうなどの不具合が生じます。

24時間ゴミ出し可能

24時間ゴミ出し可能なら、時間を気にせずいつでもゴミ出しできます。夜遅くまで配信していて朝起きられない人や、昼夜逆転生活している人は重宝するはずです。

オートロックなど防犯設備が整っている

顔出ししている人、チャンネル登録者数が多い人、女性の一人暮らしは防犯設備が整っている物件がおすすめです。

万が一身バレ・家バレしても、オートロックがあれば入居者以外は簡単に入ることができないからです。防犯カメラがあればトラブルの証拠になります。

他にも空き巣や宗教勧誘など、関わりたくない人を遠ざけるのに効果的です。

配信者は避けたほうがいい賃貸物件の特徴

築年数が古い

建築から30年以上経っている古い物件は、光回線の工事ができない可能性があります。

光回線が使えない場合「ADSL回線」やコンセントに指すだけの「ホームルーター」の使用が選択肢になります。しかし、光回線と比べると速度が遅いため思うように配信できないかもしれません。

築年数が古い物件は防音性も不安です。新しい物件のほうが、遮音効果が高い素材や工法で建てられているので快適に暮らせます。目安として築10～15年以内の物件がおすすめです。

木造アパートや軽量鉄骨造

木造はあらゆる建物構造の中でもっとも防音性が低いです。話し声やテレビの音が筒抜けになる可能性が高く、配信者活動には向いていません。

軽量鉄骨造は木造よりは防音性が高いですが、生活音はほぼ聞こえてしまうレベルです。

1階にある部屋

1階にある部屋は、通行人の話し声や車のエンジン音などの雑音が聞こえてきやすいです。他にも空き巣や下着泥棒に狙われやすい、日当たりが悪いなどデメリットが多いです。

配信者向け賃貸物件を探す方法

賃貸サイトで探す

SUUMOやHOME'Sなどの賃貸サイトで探すときは、こだわり条件の「楽器相談可」や「防音室」にチェックを入れて探すといいです。他の物件よりも防音性が高い物件が見つかります。

不動産屋に探してもらう

不動産屋に探してもらえば、手間なく配信者向け賃貸物件が見つかります。業者専用のデータベースから探すので、SUUMOやHOME'Sにはない未公開物件も期待できます。

当サイト運営の「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEで条件を伝えるだけで簡単です。夜23時まで営業しているので、忙しくて店舗に行く時間がない人もぜひ利用してみてください。

家賃や初期費用を抑えて配信者向け賃貸物件を探すコツ

6～8月の不動産閑散期に探す

家賃や初期費用を抑えるなら、6～8月の不動産閑散期に探すのがおすすめです。引越しする人が少ないので、値引きの交渉がしやすい、お得なサービスが付いていることがあるからです。

1～3月の不動産繁忙期は、値下げしなくても入居希望者が続々と集まるため交渉に応じてもらえないことが多いです。

家賃相場が低い街で探す

家賃は住む街によって大きく変わります。例えば一人暮らし向けの場合、葛飾区は約7万円、港区は約13万円です。同じ東京都内の物件でも6万円以上差があります。

家賃は毎月必ず支払うので、無理のない範囲で物件を選びましょう。

各駅停車しか停まらない駅を狙う

各駅停車しか停まらない駅は家賃が安めに設定されています。急行や特急が停まる駅よりも電車の本数が少なく不便だからです。

駅前の買い物施設や飲食店も少なめですが、生活費を抑えることを重視するならおすすめです。

駅徒歩20分以内まで範囲を広げる

賃貸物件は駅から近いほど家賃が高く設定されています。駅徒歩20分以内まで範囲を広げて探すと、部屋のランクを落とさずに家賃が安い物件が見つかりやすいです。

駅から離れていても自転車があれば移動しやすいです。駅徒歩20分の場合、自転車で約8分で行けます。

新築と築浅は避ける

新築や築4～5年の築浅物件は避けるといいです。賃貸物件は新しいほど家賃が高く設定されているからです。中でも新築はそもそも数が少ないため、見つけるのにも苦労します。

築古物件でも、リフォームやリノベーションによってキレイな物件もあります。年数は参考程度に考えておき、内見で状態を確認してみましょう。

賃貸物件で配信するときの注意点

深夜や早朝の配信と収録はしない

ほとんどの人が寝静まっている時間帯の配信はやめましょう。ゲーム実況や雑談は盛り上がってくると、無意識のうちに声が大きくなり騒音トラブルに繋がるからです。

人がいる方の壁に向かって喋らない

人がいる方の壁に向かって喋らないようにするだけでも騒音トラブルは減らせます。配信中は窓やドアをしっかり閉めて、音漏れを防ぐとさらに安心です。

オーバーリアクションは少なめにする

大きな笑い声や大げさに驚くなど、オーバーリアクションは少なめにするといいです。オーバーリアクションはリスナーのウケはいいかもしれませんが、無関係の人からすればうるさいだけです。

クレームが来てしまうと配信者活動そのものができなくなる可能性があるので注意してください。

防音グッズを使う

防音グッズで対策しておけば賃貸物件でも配信しやすい環境を整えられます。以下でおすすめの防音グッズを紹介するので参考にしてください。

組み立て式防音ブース

出典：https://www.store-express.com/

組み立て式防音ブース内なら、賃貸でも安心して配信できます。吸音と遮音両方を兼ね備えたタイプは、楽器を演奏できるほど音漏れを防いでくれます。

リフレクションフィルター

リフレクションフィルターとは、音の反射を抑えてハッキリと録音するために使う録音補助器具のことです。パネルの内側には吸音性の高い素材が使われており、防音効果が期待できます。

コンデンサーマイク

コンデンサーマイクとは、入力感度の高いマイクのことで高音質な録音が可能です。小さい音でも拾ってくれるので防音対策になります。

防音カーテン

音漏れを防げる特殊素材を使ったカーテンです。自分が出す音を外に漏らさない「吸音タイプ」と、外からの音を跳ね返す「遮音タイプ」があります。

配信者活動するなら吸音タイプがおすすめです。見た目は普通のカーテンと同じなので、部屋の雰囲気に合わせたデザインが選べます。

防音パネル

防音パネルとは「吸音材」と「遮音材」を組み合わせたパネルです。壁に貼るだけで防音できる優れものです。

賃貸で使う場合は貼ってはがせるタイプや、突っ張り棒で穴を開けずに取り付けられる商品をおすすめします。

隙間テープ

窓やドアからの音漏れを防ぐには隙間テープを使ってください。ゴム製のテープは高い効果が期待できます。また、部屋の気密性が高まり保温や虫の侵入も防げます。

Vtuber専用マンションがあるって本当？

SHOWROOMが提供している賃貸マンションのこと

VTuberはもちろんのこと、アイドルやタレントなどなんらかの芸能活動をしている人だけが入居できるマンションがあります。

ライブ配信サービス「SHOWROOM」が提供している「SHOWROOMライバーズマンション」と言って、防音室が完備で家賃が無料と話題になりました。

すでに募集は締め切られているため、入居したい人は再開を待つしかありません。ちなみに、似たような賃貸としてでゲーマーだけが集まるシェアハウスも存在します。

ライバーズマンションは身バレの危険がある

ライバーズマンションは募集時に住所がネット上に公開されています。万が一リスナーに入居がバレると、出待ちや入待ちなどの被害に遭う可能性があります。

住所公開に伴うリスクに関して、SHOWROOMは最大限サポートするとしていますが不安な人はやめたほうがいいです。

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さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。家賃の約1ヶ月分の初期費用を節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具や家電を揃えられます。引越しの予算を抑えたい人は、ぜひ利用してみてください！

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