中古分譲マンションの落とし穴:管理費・修繕積立金【引越し豆知識】
中古分譲マンションを買う時、管理費や修繕積立金(修繕日)の合計はいくらぐらいになるのでしょう?
ぎりぎり中古分譲マンションを買える!と思っていても、管理費や修繕積立金を払うだけの余裕がなく、滞納してしまう危険性があります。
とくに年金で生活している高齢者の方は要注意です。
だいたいですが、マンションの管理費と修繕積立金は、新築の時の分譲価格の0.5%から0.6%ほどと言われています。
管理費や修繕積立金のような毎月かかる費用のことを、ランニングコストと言います。
では、このランニングコストが安い中古分譲マンションというのはあるのでしょうか。
実は、マンションによって高い、安いは確実にあります。
統計的にどのようなマンションがランニングコスト面で有利なのかみていきましょう。
管理費・修繕積立金などのランニングコストが安いマンションとは
マンションの規模によるランニングコストの差
マンション自体の大きさで比べると、一番ランニングコストがいいと言われているのが、100戸以上150戸未満のマンションです。
100戸以下のマンションは、管理費・修繕積立金の負担する住人が少ないために、住人それぞれの負担が多くなります。
逆に150戸以上のマンションになると、大規模な建物のために管理費や修繕積立金が多くかかってしまうことになります。
マンションの高さ(階層)によるランニングコストの差
階層を20階未満の普通のマンションと、20階以上の高層マンションに分けるとします。
そうした場合、普通のマンションよりも高層マンションのほうが、管理費や修繕積立金がなんと30%も割高になるそうです。
購入時に意外と気にしないランニングコストが実は大切
管理費や修繕積立金以外のランニングコスト
マンションを購入したときのランニングコストはなにも管理費や修繕積立金だけではありません。
例えば、
- 駐車場代
- 固定資産税・都市計画税(年間12~40万円程度)
- 火災・地震保険料(年間2~5万円前後)
などもあります。
固定資産税・都市計画税はかなりの負担になってきますので、注意が必要です。
中古分譲マンションのランニングコストまとめ
マンションによってランニングコストは住めば住むほど大きな差になってきます。
マンションを買って最初のうちは大して気にならないかもしれませんが、年を取ってくるにつれ、毎月のランニングコストは家計に大きくのしかかってきます。
中古分譲マンションを買う時には、ランニングコストがどれくらいかかるのかしっかり計算してから買うようにしましょう。
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