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JKK賃貸の9つのデメリットとは?メリットや住んでも良い人の特徴を徹底解説!

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「JKK賃貸-デメリット」のアイキャッチイラスト

JKK賃貸ってデメリットはある?
JKK東京の申し込み条件が厳しいって本当?

JKK賃貸は、いわゆる「団地」です。礼金・仲介手数料・更新料がかからないので、費用を抑えたい人に人気があります。

しかし、普通の賃貸物件と比べるとデメリットが多いんです。事前に知っておかないと、申し込み自体ができない可能性があります。

そこで当記事では、JKK賃貸のメリット・デメリットを徹底解説します。そもそもJKK賃貸とは何か、住んでも良い人とやめた方が良い人の特徴も紹介しています。ぜひ参考にしてください。

そもそもJKK賃貸とは?

東京都にある団地の画像

都民住宅・都営住宅の団地

JKK賃貸(JKK東京)とは、東京都が全額出資している特別法人「東京都住宅供給公社」が運営する物件です。特別法人の名前の通り「公社住宅」とも呼ばれます。

取り扱う物件は複数ありますが、中でも一般賃貸住宅にあたる物件が「JKK賃貸」となります。公式サイトによると、2023年6月時点で約7万戸が登録されています。

JKK東京が取り扱う物件は4種類ある

JKK住宅
(一般賃貸住宅)
指定法人管理型
都民住宅
東京都施行型
都民住宅
都営住宅
収入制限 家賃額により
月収・貯蓄の下限あり
家族数により
所得の上限・下限あり
家族数により
所得の上限・下限あり
家族数により上限あり
単身者の入居
(一部住戸)
×
(一部条件付きで可)
×
(条件付きで可)
都民以外の入居 × ×
家賃補助 なし あり
(住宅・所得によって異なる)
なし 所得により
家賃額が異なる
募集方法 先着順 先着順 先着順 抽選など
問い合わせ先 公社住宅募集センター 都営住宅募集センター

出典:JKK東京公式 住宅の種類

JKK東京が取り扱う物件は「JKK住宅」「都民住宅(指定法人管理)」「都民住宅(東京都施行型)」「都営住宅」の4種類あります。一般的にJKK賃貸と言われるのは「一般賃貸住宅」です。

JKK賃貸は一人暮らしでも申し込みできる物件があることが特徴です。家賃補助は一切ありませんが、所得制限をクリアできれば東京都民以外でも住めます。

都民住宅は、中堅所得者層を対象とするファミリー向けの物件です。都営住宅は、収入が少なく住環境が困難な人向けの物件です。普通の賃貸物件を借りられない人のセーフティネットです。

東京都住宅供給公社の会社概要

名称 東京都住宅供給公社(JKK東京)
所在地 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山
設立 昭和41年4月1日
基本財産 1億500万円(全額東京都出資)
管理戸数 総数341,944戸(うちJKK賃貸71,169戸)
公式サイト https://www.to-kousya.or.jp/

東京都住宅供給公社は主に「管理業務」「建設業務」「公営住宅などの管理受託」事業をしています。自社のJKK賃貸以外の物件(団地)も取り扱っています。

公営住宅とは全くの別物

公営住宅とは、自治体が管理する低所得者向けの物件です。先ほど紹介した4つの種類にある「都営住宅」は公営住宅の1つです。都が全面出資するJKK賃貸とは別の物件です。

JKK東京が取り扱っている物件ですが、問い合わせ先が「都営住宅募集センター」と異なるので気を付けてください。

団地に住みたいならURも視野に入れると良い

UR賃貸は「都市再生機構(UR都市機構)」という独立行政法人が運営している団地です。全国団地の半数近くが「UR」と言われているので、JKKにこだわらなくても探せます。

URの団地は、加盟店になっている街の不動産屋でも探せます。当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」も加盟店なので、UR賃貸の提案が可能です。

来店不要でチャットやLINEから相談するだけで、理想の物件を教えてくれます。普通の賃貸の取り扱いも多いので、団地と比較しながら探せます。ぜひ一度試してみてください。

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JKK賃貸は申し込み関係のデメリットが多い

  • JKK賃貸の9つのデメリット
  • ・申し込み条件が厳しい
  • ・抽選倍率が高い
  • ・2回キャンセルすると一定期間申し込み不可
  • ・MAX5年間しか住めない
  • ・エアコンやエレベーターなしの物件が多い
  • ・セキュリティ設備がない
  • ・一人暮らしできる物件が限られている
  • ・小鳥と魚類以外のペット禁止
  • ・専用窓口と提携店でしか取り扱っていない

申し込み条件が厳しい

  • JKK賃貸に申し込むための主な条件
  • ・自らが居住するための住宅
  • ・入居者は申込者とその親族のみ
  • ・日本国内に居住している成人
  • ・家賃に対する月収基準内に収まっている
  • ・保証会社の利用or連帯保証人を立てられる
  • ・暴力団員など反社会勢力ではない

JKK賃貸は条件を全てクリアしていないと申し込めないほど厳しいです。とくに月収制限が細かく、原則家賃の4倍以上の月収がないといけません。月収が高くても申し込みできません。

また、入居できるのは申込者とその親族です。同棲や同居(ルームシェア)はできません。入居後から半年ほどで結婚する予定の「婚約者」であれば申し込める可能性があります。

抽選倍率が高い

JKK東京が取り扱う「都営住宅」は、空き部屋に対しての申し込みが多く、抽選倍率が非常に高いです。物件によっては倍率が200を越えます。

一般賃貸住宅であるJKK賃貸は原則先着順なので、希望するなら事前に申し込み条件をクリアしているか確認しておきましょう。

2回キャンセルすると一定期間申し込み不可

JKK賃貸は、過去30日間で2回キャンセル(取り消し)をおこなうと、一定期間の申し込みができなくなります。

対象となるキャンセルは、電話・後者の窓口でのキャンセルか、JKKネットのマイページでの取り消しです。

MAX5年間しか住めない

JKK賃貸は、MAX5年間しか住めません。一部の物件では、あらかじめ期限が決められている定期借家もあります。

5年以上住み続けたい場合は、再契約も可能です。再契約の対象者は、家賃滞納や契約違反を1度もしていない人です。

エアコンやエレベーターなしの物件が多い

JKK賃貸は、いわゆる団地です。室内にエアコンやガスコンロの本体の設置が無かったり、4~5階建ての建物でもエレベーターがついていません。

物件の中にはエアコンの取り付け口がなく、窓用エアコンしか設置できない部屋もあります。内見時に、設備の隅々まで確認しておきましょう。

セキュリティ設備がない

JKK賃貸は団地です。エントランスがないので、セキュリティ設備はアパートとほぼ同じです。防犯カメラやオートロック、モニター付きインターホンなどがついていない物件が多いです。

一人暮らしできる物件が限られている

JKK賃貸は一人暮らし可能ですが、すべての物件で許可が出るわけではありません。約7万戸中、一人暮らし可能物件は41戸とかなり少ないです。

小鳥と魚類以外のペット禁止

JKK東京が取り扱う物件は、小鳥と魚類以外のペットは全て禁止されています。契約違反になるので、ペットを飼っている・飼う予定がある人は申し込みはやめましょう。

専用窓口と提携店でしか取り扱っていない

JKK賃貸は、公社住宅募集センターの専用窓口か、提携している不動産屋でしか取り扱っていません。

提携している不動産屋でも「あっせん対象住宅」しか紹介できないので、JKK賃貸の中でもほんの一握りの物件しか取り扱いがないです。

JKK賃貸は費用面のメリットが大きい

  • JKK賃貸の7つのメリット
  • ・礼金と仲介手数料がなく初期費用が安い
  • ・2年ごとの更新費も不要
  • ・世帯収入に応じて家賃補助がある
  • ・複数の割引制度がある
  • ・子育て世帯や高齢者世帯は優先される
  • ・SRC造の物件が多く防音性がある
  • ・リノベーション済の部屋が多い

礼金と仲介手数料がなく初期費用が安い

団地 一般的な賃貸
家賃 70,000円 70,000円
敷金 家賃2ヶ月分 家賃1ヶ月分
礼金 0円 家賃1ヶ月分
仲介手数料 0円 家賃1ヶ月分
合計 210,000円 280,000円

JKK賃貸は、礼金と仲介手数料が不要です。都が出資している物件なので、お礼や仲介分のお金を払う必要がないからです。

どちらも家賃1ヶ月分が目安なので、家賃6万円の物件だと12万円ほどお得になります。費用を抑えたい人におすすめの物件です。

2年ごとの更新費も不要

JKK賃貸は、2年ごとの更新料も不要です。5年いっぱい住むなら、JKK賃貸のほうがお得です。普通の賃貸物件だと、2年ごとに家賃1ヶ月分の更新料がかかります。

世帯収入に応じて家賃補助がある

JKK東京が取り扱う一部の都民住宅は、世帯収入に応じて国と東京都から家賃補助が出ます。補助期間は最大で20年間です。

所得区分は、世帯人数と年間所得によって決まります。ただし、補助金額を差し引いた入居者負担額は、毎年3.5%ずつ上がります。

複数の割引制度がある

学割 学生の申し込みで、大学など卒業予定年度の末尾までの家賃を毎月20%割引
ペアさぽ割 申込者と配偶者のどちらともが40歳代までの夫婦を対象に、入居から3年間の家賃を毎月20%割引
3ステップ35割 35歳以下の申し込みで、入居から3年間の家賃を毎月20%割引
こどもすくすく割 ひとり親世帯を対象に、子どもが18歳になる年度末日まで、もしくは入居から3年間の家賃を毎月20%割引

一般賃貸住宅である「JKK賃貸」では、上記のように4つの割引制度があります。条件をクリアできるなら、家賃が20%割引になるので申し込んだ方が良いです。

子育て世帯や高齢者世帯は優先される

子育て世帯や高齢者世帯は、申し込みの優先期間を設けています。通常よりも7日間早く申し込めるので、先着順でもJKK賃貸に住める可能性が高くなります。

SRC造の物件が多く防音性がある

JKK賃貸の大半がSRC造で出来ています。鉄骨で組んだ骨組みの周りに鉄筋を組み合わせ、コンクリートで補強しているのでかなり頑丈です。

柱が太いので、壁や天井にも厚みが出ます。そのため、防音性が高いと言われています。耐久性・耐震性・耐火性にも優れています。

リノベーション済の部屋が多い

団地はもともと、古い建物を再利用しています。リノベーション済の部屋が多く、築古でも綺麗な物件が見つかりやすいです。

JKK賃貸では「リニューアル住戸」の名前で特集が組まれています。また、原状回復免除の「JKK住宅deDIY」もあり、自分好みの内装にアレンジできます。

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JKK賃貸に住んでも良い人と避けるべき人

JKK賃貸に住んでも良い人の特徴

  • ・家賃に対して4倍以上の月収がある
  • ・初期費用をできるだけ安くしたい
  • ・更新料不要な物件に長く住みたい
  • ・築古の物件でも気にしない
  • ・設備は最低限で平気
  • ・管理形態が明確になっていると嬉しい

申し込み条件をクリアできる人で、費用コストを抑えたいならJKK賃貸に住んでも快適に暮らせます。JKK東京がしっかり管理している物件なので、契約条件や退去費用などが明確です。

JKK賃貸は避けた方が良い人の特徴

  • ・新築や築浅の物件が良い
  • ・立地にこだわりたい
  • ・エアコンつきやオール電化など設備重視
  • ・エレベーター付き物件が良い
  • ・セキュリティが良い物件に住みたい
  • ・犬や猫などのペットを飼う予定がある

費用よりも立地や設備などの住み心地を重視したいなら、普通の賃貸物件のほうが良いです。女性の一人暮らしで防犯面を重視したい人も、JKK賃貸は不向きです。

JKK賃貸に関するよくある質問

  • Q.JKK賃貸とUR賃貸ならどっちがいい?
  • Q.JKK賃貸って何年でも更新できるの?
  • Q.JKK賃貸は事前に内見できる?
  • Q.他の都道府県にもJKK賃貸みたいなのはある?

JKK賃貸とUR賃貸ならどっちが良い?

保証人がいないなら「UR賃貸」のほうが良いです。

UR賃貸が取り扱う団地は、全部屋で保証人不要です。申し込み時点で収入制限が厳しいため、家賃の滞納を心配する必要がないからです。

JKK賃貸って何年でも更新できるの?

原則5年しか住めません。更新は自動で2回までおこなわれます。

平成27年10月以降の新制度であれば、5年間の上限もしくは上契約終了までのどちらか短い方が適応されます。

JKK賃貸は事前に内見できる?

事前に予約をすれば内見できます。

予約後に発行される受付表を管理センターに持って行けば、鍵とスリッパを借りれます。内見は自分たちでおこなう完全セルフです。

他の都道府県にもJKK賃貸みたいなのはある?

2023年6月時点で、全国に32都道府県で公社住宅があります。

都道府県や自治体によっては、解散しているところもあるので事前に調べておくと良いです。

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