【熊本県】八代市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめの町
「八代市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「熊本県 八代市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
八代市ってどんなところ?
八代市について | |
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所在地 | 熊本県 中央部 |
人口(2023年 9月末日現在) |
121,826人(57,831世帯) 男性:56,724人、女性:65,102人 |
面積 | 約681km² |
都市部へのアクセス |
▶電車(新幹線利用) 新八代駅~熊本駅:約10分 新八代駅~鹿児島中央駅:約45分 新八代駅~博多駅:約50分 ▶車 八代IC~熊本市市街地:約1時間 ▶リムジンバス 新八代駅~阿蘇くまもと空港:約55分 |
移住支援制度 |
①八代市移住支援金 ②八代市移住・定住促進補助金 ③八代市空き家バンク活用促進事業 ④熊本県お試し移住応援事業 など |
自然・施設 |
・球磨川 ・水島 ・五家荘 ・国見岳 ・せんだん轟の滝 ・龍峯山自然公園 ・石橋公園 ・遙拝八の字広場 ・くまモンポート八代 ・日奈久ドリームランド シー・湯・遊 ・道の駅 東陽 ・未来の森ミュージアム ・松中信彦スポーツミュージアム ・日奈久温泉 ・松浜軒 ・八代城跡 ・八代神社などの神社仏閣 など |
豊かな自然に囲まれた交流拠点都市
八代市は県都熊本市の約40km南に位置しています。日本三急流の一つである球磨川をはじめ、海・山・川の豊かな自然に囲まれた町です。
九州新幹線や九州縦貫自動車道、県内最大の国際貿易港である八代港を備えています。九州のほぼ中央に位置する立地の良さから、陸・海路の交通の要衝となっています。
市内には生活に必要なお店や施設が充実しています。自然と都市どちらの良さも感じられる住環境が整っています。
1年を通して見どころが盛りだくさん
八代市には、グルメやレジャーを堪能できるスポットがたくさんあります。お祭りなどの地域の繋がりを感じられる催しが多く開催されていて、1年を通して楽しみが多いです。
特に、九州三大祭の一つに数えられる「八代妙見祭・神幸行列(お上り)」や「やつしろ全国花火競技大会」が有名で、県内外から大勢の観光客が訪れます。
四季折々の絶景ポイントや自然公園がすぐ近くにあり、都会にはない大自然や四季の移ろいを身近に感じられます。
特産品が豊富で食べ物がおいしい
八代市の特産品
- 晩白柚(ばんぺいゆ)
- トマト
- しょうが
- お茶
- イ草
- 鮎
- ちくわ
- 豆腐の味噌漬け など
八代市では、温暖な気候と豊かな水資源を生かした農業が盛んです。市内のスーパーや農産物直売所で、採れたてのおいしい農産物が手に入れられます。
国内最大の柑橘類の晩白柚やフルーツのように甘い塩トマト、畳に使われるイ草はどれも日本一の生産量を誇っています。
地域の食材を使った料理が食べられる飲食店の数も豊富です。地元ならではの充実した食生活が送れます。
八代市が住みやすい5つの理由
- 市内の買い物環境が整っている
- 他都市にアクセス良好
- 子育てに適した環境が整っている
- アウトドアスポットが豊富
- 都心部より広々とした家に住める
①市内の買い物環境が整っている
八代市には駐車場を備えたスーパーやコンビニ、大型ショッピングモールなど、商業施設が何でも揃っています。医療機関や保育・教育施設が十分にあって、子育て世帯の移住でも安心です。
全国チェーンのお店も数多くあり、都会の生活が長くても大きなギャップを感じずに暮らせます。移住後の慣れない間も馴染みのあるお店を利用できます。
市街地循環バスと乗合タクシーは、一律180円で市内の主要施設を運行しています。車に乗らない家族も暮らしやすい環境が整っています。
②他都市にアクセス良好
八代市は新幹線や飛行機など、長距離移動の交通機関へのアクセスが良好です。全国の主要都市へスムーズに行けます。
高速道路や国道が整備されているので、自動車での移動も便利です。必要に応じて県内外にアクセスしやすいのはメリットです。
③子育てに適した環境が整っている
八代市は利便性が高く、豊かな自然環境があって子育てに最適です。屋外と屋内どちらも子どもの遊び場が充実していて、子どもと遊びに行く場所に困りません。
市内には子育て支援センターやこどもプラザがいくつもあります。子育てに関する相談はもちろん、親子同士の交流できる場所がたくさんあるのも嬉しいポイントです。
都会よりも近所付き合いがあり、地域で子どもを見守ってもらえます。保育・教育施設や医療機関の数も多く、安心して子育てができます。
④アウトドアスポットが豊富
市街地から少し離れると、自然を生かしたレジャースポットが豊富です。季節ごとにキャンプや登山、川遊びなどが楽しめます。アウトドアが好きな人にとって嬉しい環境が整っています。
特に、24時間いつでも無料でレジャーに利用できる「遙拝八の字広場」が人気です。2022年8月にオープンしたばかりで、休日には市内外のアウトドア好きの方や家族連れで賑わっています。
市内には温泉施設が点在していて、露天風呂やサウナを楽しめます。仕事帰りやリフレッシュしたい時にすぐに行けるのも魅力です。
⑤都心部より広々とした家に住める
都心部と比べると土地代が安いぶん、同じ予算でも広々とした家に住めます。広い庭や駐車場があるマイホームに住みたい人は要チェックです。
賃貸物件も市街地周辺を中心に募集が多く、八代駅から徒歩10分の駐車場付きの物件を3~4万円ほどで借りられる場合があります。
中古も含めて物件を探すときは、空き家バンクの情報をチェックしておきましょう。リフォーム費用をふまえても予算を大幅に抑えられる物件が見つかる場合があります。
八代市の子育て支援
- ・0歳から18歳までの医療費を全額助成
- ・すべての子どもの保育料を完全無償化
- ・出産祝い金の支給
- ・出産、子育て応援給付事業の実施
- ・ショートステイ、トワイライトステイの実施
- ・病児、病後児保育のサポート など
八代市では18歳(高校3年生相当)まで医療費の全額助成が受けられます。また、県内14市で唯一、すべての子どもの保育料を無償化しています。
経済的な支援の他に、就労状況に応じた延長保育や医療機関と連携した病児・病後保育など、共働き世帯に嬉しいサポート体制が整っています。
移住を検討している子育て世帯は、八代市のホームページなどで子育て環境を事前にチェックしておきましょう。
移住支援制度
- 八代市移住支援金
- 八代市移住・定住促進補助金
- 八代市空き家バンク活用促進事業
- 熊本県お試し移住応援事業
①八代市移住支援金
東京23区に居住または通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。
また、18歳未満の世帯員1人につき100万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。
②八代市移住・定住促進補助金
八代市への移住をきっかけに住宅を取得または賃借した人は、条件を満たすと補助金を受け取れる場合があります。
世帯主か配偶者が20歳以上39歳以下が対象の制度で、子育て世代を中心とした若者世代を応援しています。
交付対象者の詳しい条件や申請手続きの方法、申請期日などは、以下リンク先でチェックしてみてください。
③八代市空き家バンク活用促進事業
空き家バンク登録物件をリフォームして住む人は、改修工事や不要物の撤去、引越しにかかった費用の2分の1(最大50万円)まで助成金をもらえる場合があります。
空き家バンク活用に興味がある人は、あらかじめ助成の対象になる工事の内容や、申請方法を確認しておきましょう。
④熊本県お試し移住応援事業
熊本県では、移住のための視察にかかる宿泊費や交通費に対して補助金が出ます。九州以外に住んでいる人が対象で、居住地によって交通費の上限が異なります。
周辺環境や気候の特徴など、移住後の生活をしっかりイメージしてから引越しができるので安心です。詳しい内容は、手続き方法とあわせて以下のリンク先で確認しておきましょう。
八代市の魅力的なスポット5選
- 球磨川
- 五家荘
- くまモンポート八代
- 日奈久ドリームランド シー・湯・遊
- 日奈久温泉
①球磨川
球磨川(くまがわ)は熊本県内最大の河川で、日本三大急流の一つに選ばれています。ラフティングやSUP、キャニオニングを楽しめます。
毎年10月には八代市の球磨川河川敷で、全国の花火師が技術を競う「やつしろ全国花火競技大会」が開かれます。
西日本唯一の全国花火競技大会です。約1.4万発の花火を眺めに、県内外から数十万人もの観光客が訪れる人気イベントです。
②五家荘
出典:熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」
五家荘(ごかのしょう)は1000m級の山々に囲まれており、平家の落人伝説で知られる熊本随一の秘境です。紅葉シーズンには絶景を求めて多くの観光客が訪れます。
渓流沿いにはバンガローをはじめ、常設テントや炊事場を備えたキャンプ場があります。川遊びや釣りができる人工河川もあり、大人から子どもまで満喫できます。
③くまモンポート八代
出典:熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」
国際クルーズ船の受入れ拠点として2020年に整備されたターミナルです。隣接する「くまモンパーク」では全長約6mのくまモンをはじめ、全84体の様々なくまモンに出会えます。
敷地内には日本庭園やミニ神社、芝生広場を備えています。入場は無料なので、観光客や地域住民の憩いの場として多くの人に利用されています。
クルーズ船の寄港日やイベント時、土日祝日にはショップエリアのお店が営業されます。カフェや売店もあるので、ファミリーの休日のお出かけ先にピッタリです。
④日奈久ドリームランド シー・湯・遊
日奈久ドリームランド「シー・湯・遊」は、4.9ha以上の広大な面積を誇る総合公園です。天然芝の多目的広場の他、スケートボードやBMXの練習場を備えています。
大型のアスレチック遊具もあり、海を眺めながら楽しく遊べます。体を動かした後は近くにある日奈久温泉でリフレッシュするのがおすすめです。
⑤日奈久温泉
出典:熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」
日奈久(ひなぐ)温泉は開湯600年の歴史ある湯処です。泉質は弱アルカリ性単純泉で、湯はやわらかく肌に優しい美人の湯とも言われています。
日帰り入浴もできて、アウトドアやスポーツを楽しんだ後にゆっくり疲れを取れます。移住の下見などで八代市を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。
移住の不安は移住・定住情報サイトで解消できる
移住に関する疑問や心配ごとは、八代市の移住・定住情報サイトを見れば解消できる内容が多いです。疑問が残る場合は、お問い合わせフォームから質問や相談もできます。
移住に関する疑問点や心配ごとがあるときは事前に相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。