【福岡県】豊前市の住みやすさを解説!地方移住に適したおすすめのまち
「豊前市の住みやすさは?」
「移住するとどんなメリットがある?」
都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。
そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「福岡県 豊前市」を紹介しています!ぜひ参考にしてください。
豊前市ってどんなところ?
豊前市について | |
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所在地 | 福岡県 東端 |
人口(2023年 10月末日現在) |
23,899人(11,802世帯) 男性:11,311人、女性:12,588人 |
面積 | 111.01km² |
都市部へのアクセス |
▶電車 宇島駅~小倉駅:約55分 宇島駅~博多駅:約1時間30分(特急利用) 宇島駅~大分駅:約1時間(特急利用) ▶車 豊前IC~大手町IC:約45分 豊前IC~北九州空港:約30分 豊前IC~福岡IC:約1時間10分 |
移住支援制度 |
①移住支援金事業 ②豊前暮らし体験の家「山内のいえ」 ③結婚新生活支援事業 など |
自然・施設 |
・犬ヶ岳 ・求菩提山 ・求菩提キャンプ場 ・求菩提温泉 ・豊前温泉 ・天地山公園 ・うみてらす豊前 ・道の駅 豊前おこしかけ ・もみじ学舎 ・求菩提資料館 ・宇島神社 ・水神社(畑冷泉) など |
伝統が息づく住みやすいまち
豊前市は福岡県の東端に位置する緑豊かなまちです。山林由来の豊富な地下水を蓄えていて、畑冷泉をはじめ、県内有数の名水が市内各所から湧出しています。
修験道の聖地でもある霊峰「求菩提山(くぼてさん)」は国の史跡に指定されています。また、修験道文化とつながりのある「豊前神楽」など、多くの伝統文化が今も脈々と受け継がれています。
自然と都市どちらの良いところも感じられる住環境が整っています。海洋性の温暖な気候で、四季を通して生活しやすいです。
海の幸と山の幸に恵まれている
豊前市の特産品
- 牡蠣や豊前本ガニ、ハモなどの海産物
- 猪や鹿などのジビエ
- ゆず
- かぼちゃ
- とうがらし
- お茶(豊前茶) など
豊前市は海の幸と山の幸どちらにも恵まれていて、特産品や名物が豊富です。市内の直売所では、おいしくて新鮮な食材を都心部より安く手に入れられます。
特に、ミネラルを多く含んだ「豊前海一粒かき」は、身が大きく濃厚な風味で絶品です。産地ならではの充実した食生活が送れます。
豊前市が住みやすい5つの理由
- 市街地に便利なお店や施設が揃っている
- 他都市にアクセスしやすい
- 子育てにピッタリな住環境
- 自然環境を生かしたレジャーが豊富
- 都会より広々とした家に住める
①市街地に便利なお店や施設が揃っている
豊前市にはコンビニやスーパー、直売所、ドラッグストアなど、生活に必要なお店が揃っています。近隣市町村にショッピングモールもあり、買い物には困りません。
道路は見通しが良く、車の運転がしやすいです。自家用車の他に、鉄道やバス、予約制の乗合タクシーなどでも市内を回れます。
②他都市にアクセスしやすい
JR宇島駅から鉄道に乗れば、小倉駅まで各停で約55分、特急なら約30分で行けます。小倉駅からは九州新幹線に乗れて、主要都市へのアクセスもスムーズです。
鉄道と車どちらでも北九州市に通勤できて、北九州空港にも行きやすいです。通勤や通学の他、休日のお出かけの選択肢も広げられます。
③子育てにピッタリな住環境
利便性が高く豊かな自然があふれる豊前市は、子育てするのにピッタリです。多目的広場や公園などの子どもの遊び場があり、のびのびと子育てができます。
保育・教育施設は高校まで揃っています。また、少人数での教育の良さを生かした小規模特認校制度を小学校で2校、中学校で1校採用しています。
都会より近所付き合いがあり、治安の良さに繋がっています。親世代、子ども世代の交流施設やイベントも多く、地域に馴染みやすいです。
④自然環境を生かしたレジャーが豊富
海・山・川の自然が身近な豊前市では、レジャーを気軽に楽しめます。登山やキャンプ、川遊びなどアウトドアが好きな人やファミリーの移住先におすすめです。
また、市の面積の7割を占める広大な森林を生かして、毎年春と秋に「森林セラピー」の体験イベントが開かれています。癒やし効果が科学的に認められていて、リラックス効果が期待できます。
市内には温泉施設が点在していて、仕事帰りやリフレッシュしたい時にすぐに行けるのも魅力です。観光だけでなく、住んでからも楽しめるスポットがたくさんあります。
⑤都会より広々とした家に住める
都市部と比べると土地価格が抑えられる分、同じ予算でも広々とした家に住めます。近隣の都市部へのアクセスが良い立地で、住宅の広さや質にこだわれるのは魅力的です。
新築にこだわらない場合は「空き家バンク」の情報もチェックしておきましょう。リフォーム代をふまえても、予算を大きく抑えられる物件が見つかる場合があります。
豊前市の子育て支援
- ・中学3年生まで入院、通院治療に助成がある
- ・ファミリーサポート事業の利用料金に助成がある
- ・一時預かりや病児保育などのサポート
- ・豊前市母子手帳アプリ「ぐんぐんぶぜん」の配信
- ・出産、子育て応援給付金の支給
- ・すこやか赤ちゃん出産祝い金の支給 など
豊前市は子育てに関する支援が手厚く、経済的なサポートの他にも一時預かり保育や病児保育などのサポート体制が整っています。
子育てに関するお悩みがあれば、子育て支援センター「たけのこ」などの窓口で気軽に相談できます。親同士・子ども同士で交流できる施設やイベントも充実しています。
移住を考えている子育て世代は、豊前市のホームページなどを見て、子育て環境をあらかじめチェックしておきましょう。
豊前市の移住支援制度
- 移住支援金事業
- 豊前暮らし体験の家「山内のいえ」
- 結婚新生活支援事業
①移住支援金事業
三大都市圏(東京、大阪、名古屋)に居住していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。
また、18歳未満の世帯員1人につき100万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業に関する条件を満たす必要があります。詳細は以下のリンク先で確認してみてください。
②豊前暮らし体験の家「山内のいえ」
豊前市への移住を検討している方を対象に、明治時代に建築された古民家を改修した住宅を最大30日間(日額1,000円)借りることができます。
移住する前に周辺環境や気候の特徴など、実際に滞在して住環境を確かめられます。以下のリンク先で間取りや設備、利用ルールなどをあらかじめチェックしておきましょう。
③結婚新生活支援事業
豊前市の民間賃貸住宅に住む新婚または子育て世帯は、条件を満たすと家賃の一部として月額1万円の補助金を受け取れます。
夫婦の年齢や所得などの条件があります。まず賃貸住宅での移住を考えている人は、詳しい内容を事前に確認しておきましょう。
豊前市の魅力的なスポット5選
- 犬ヶ岳
- 求菩提キャンプ場
- 天地山公園
- 畑冷泉
- 道の駅 豊前おこしかけ
①犬ヶ岳
犬ヶ岳は、豊前市で一番高い標高1,130mの山です。四季折々の花が咲き誇る登山道は、初心者からベテランまで楽しめます。
山頂付近にはツクシシャクナゲが自生しており、この群生地は国の天然記念物に指定されています。4月下旬~5月上旬にかけて、淡紅色の美しい花々が原生林を彩ります。
②求菩提キャンプ場
求菩提山(くぼてさん)のふもとにある、県内最大級のキャンプ場です。バンガローや炊事場、シャワー場、トイレを備えています。
キャンプ場近くを流れる岩岳川を利用した河川プールでは、小さな子どもと一緒でも安全に水遊びができます。夏の行楽シーズンには、涼を求めた家族連れで賑わう人気スポットです。
③天地山公園
「日本の都市公園百選」に登録されている景観が美しい緑豊かな公園です。展望広場からは市街地や周防灘を一望できます。
ローラー滑り台やジャングルジムなどのアスレチック遊具は子どもに大人気です。園内には野外音楽堂もあり、さまざまなイベントが開催されています。
④畑冷泉
畑冷泉は、豊前三名水の一つと言われる湧き水です。水神神社内にある樹齢800年を超える大楠の根本から、一日1,000トンもの清水が湧き出ています。
飲料水としての人気が高く、市内外からたくさんの人が毎日水を汲みに来ています。また、1年を通して水温が約15度の冷泉で、夏場には冷泉浴とサウナを楽しめる「畑冷泉館」が営業されます。
⑤道の駅 豊前おこしかけ
道の駅豊前おこしかけの物産館・漁師直売所では、市内で採れた新鮮な野菜や海産物が販売されています。
屋台村では海の幸、山の幸を活かした料理を味わえます。移住の下見に豊前市を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。
移住に関する情報は豊前市のホームページで入手できる
豊前市の公式ホームページ「移住・定住」のページなどで、移住に関する情報を集められます。移住支援制度などの最新情報も掲載されています。
移住に関する疑問点や心配ごとがあるときは事前に相談して、理想の地方移住に向けた準備を進めていきましょう。