「備前市の住みやすさは？」
「移住するとどんなメリットがある？」

都心で生活していると、自然豊かな地方の住環境に魅力を感じますよね。地方でリモートワークや新しい仕事を始めて、生活環境や子育て環境を改善できた人は大勢います。

そこで当記事では、地方への移住を少しでも考えている人のために、自然が豊かで住環境も整っている「岡山県 備前市」を紹介しています！ぜひ参考にしてください。

備前市ってどんなところ？

自然豊かで住みやすいまち

出典：備前市 公式Facebook

備前市は、岡山県の南東部に位置するまちです。瀬戸内海と里山に囲まれた自然豊かな環境が広がっています。

県庁所在地の岡山市に隣接していて、大阪方面へのアクセスも良好です。自然と都市どちらの良いところも感じられる住環境が整っています。

瀬戸内海式の温暖な気候で、1年を通して過ごしやすい日が続きます。年間降水量も少なく積雪もほとんど見られません。

ものづくりの魅力や歴史・文化を感じられる

写真提供：岡山県観光連盟

備前市は約1000年の伝統を誇る、日本六古窯の一つ「備前焼」の生産地として有名です。伊部駅周辺には窯元やギャラリーが多数点在しています。

「備前焼」「旧閑谷学区」「北前船」の3つの日本遺産がある文化のまち備前市では、魅力溢れる歴史的文化財がいたるところで見られます。

1年を通して陶芸に関するイベントやお祭りも豊富で、観光だけでなく住んでからも見どころが盛りだくさんです。

陶芸家や職人など、ものづくりに携わる人を中心に移住者が多い注目の地域です。移住者は珍しくないので歓迎してもらえる雰囲気があります。

移住体験住宅の利用ができる

出典：備前市移住ガイド

備前市は面積が広い分、地域によって買い物環境や住環境に差があります。自然と都市のバランスや魅力に違いがあり、理想的な住まいを見つけやすいです。

吉永地区にはお試し移住ができる体験施設があるので、本格的に移住する前に地方暮らしを経験できます。施設利用料は1日1,000円で、最長28日間の利用が可能です。

移住する前に周辺環境や気候の特徴など、移住後の生活をしっかりイメージしてから引越しができるので安心です。以下のリンク先で間取りや設備、利用ルールなどが確認できます。

▶備前市移住体験住宅の詳細はこちら

備前市が住みやすい5つの理由

①生活圏内に何でも揃っている

備前市の市街地には、スーパーやコンビニ、ホームセンター、ドラッグストアなどの便利なお店が充実しています。日常生活に必要なものは市内で揃えられます。

隣接する岡山市の市街地まで車で約50分で行けます。岡山市には大型の商業施設があり、ファッションやインテリアの買い物にも困りません。

自家用車があったほうが便利ですが、鉄道や路線バス、予約制のデマンド型乗合タクシーなどの移動手段も整っています。

②近隣都市にアクセスしやすい

出典：備前観光協会 公式観光サイト

山陽自動車道に乗れるインターチェンジが近くにあり、車で広島方面、大阪方面のどちらにもアクセスしやすいです。

鉄道も赤穂線と山陰本線の2路線通っていて近隣都市への移動が便利です。通勤・通学や休日のお出かけの選択肢が広げられます。

③子育て環境が充実している

備前市の自然が豊かな住環境は子育てに最適です。住宅が密集している都会よりも子どもがのびのびと過ごせます。

教育に力を入れていて、保育園から中学校までALT(外国語指導助手)を配置しています。遊びながら生きた英語に自然と触れられる環境が整っています。

都会より近所付き合いがあり、治安の良さに繋がっています。親世代、子ども世代の交流施設やイベントも多く、地域に馴染みやすいです。

④海と山の幸に恵まれている

出典：備前市 公式Facebook

備前市は岡山県内有数の牡蠣の漁獲量を誇ります。生食や鍋に入れて食べるのはもちろん、ご当地グルメの牡蠣入りお好み焼き「カキオコ」も絶品です。

穏やかな気候を生かした農業も盛んで、ぶどうや桃などの果物が豊富に栽培されています。産地ならではの豊かな食生活を送れます。

⑤住居の購入費用を抑えられる

都心と比べると土地代が安い分、予算が同じでも広々とした家に住めます。便利に生活できて、住宅にもこだわれるのは魅力的です。

新築にこだわらずに住宅を探す場合は「空き家バンク」からも探してみてください。「空き家活用促進補助事業」やリフォーム費用の補助金制度などを利用すれば、予算を大きく抑えられます。

備前市の子育て支援

備前市は子育て支援に力を入れていて、給食費や保育料の無償化、医療費の助成など経済的な支援制度が充実しています。子どもの成長に応じたサポートも手厚く、安心して子育てができます。

子育てに関するお悩みがあれば、子育て世代包括支援センター「すこやかびぜん」などの窓口で気軽に相談できます。親同士・子ども同士で交流できる施設やイベントも豊富です。

移住を検討している子育て世帯は、以下のリンク先で備前市の子育て環境をあらかじめチェックしておきましょう。

▶備前市の子育て環境について詳しくはこちら

備前市の移住支援制度

備前市の移住支援制度を一部ご紹介します。令和6年度以降の内容については、リンク先より市の相談窓口にお問い合わせください。

①移住支援金

東京23区に居住または東京圏に居住し通勤していた人は、条件を満たすと単身で60万円、2人以上の世帯なら100万円の支援金がもらえます。

また、18歳未満の世帯員1人につき30万円の加算があります。移住支援金を受け取るためには、就業や起業、テレワークなどの条件を満たす必要があります。

▶移住支援金の詳細はこちら

②若年者新築住宅補助事業

備前市への移住をきっかけに新築住宅または建売住宅を取得する50歳未満の人は、条件を満たすと最大150万円の補助金を受け取れます。

交付対象者の詳しい条件や申請手続きの方法、申請期日などは、以下リンク先でチェックしてみてください。

▶若年者新築住宅補助事業の詳細はこちら

③住宅リフォーム助成補助金

備前市内の建築業者などを利用して住宅のリフォームをする人は、最大で50万円分の電子地域ポイントを受け取れる場合があります。

税込200万円以上のリフォーム工事が対象の制度です。補助金を受け取るためにの条件や手続き方法は、以下のリンク先でチェックできます。

▶住宅リフォーム助成補助金の詳細はこちら

④家賃補助事業

備前市では、一戸建ての民間賃貸住宅に居住した場合、家賃の2分の1(上限5万円)の補助金を受け取れます。

地域の自治会への加入が条件の制度です。まず賃貸住宅での移住を考えている人は、詳しい内容を事前に確認しておきましょう。

▶家賃補助事業の詳細はこちら

備前市の魅力的なスポット5選

①日生諸島

写真提供：岡山県観光連盟

日生(ひなせ)諸島は、瀬戸内海に浮かぶ大小13の島々です。瀬戸内海特有の温暖な気候で、マリンスポーツなどのレジャーや新鮮な海の幸を楽しめます。

史跡・文化財が多く残る大多府(おおたぶ)島や鹿久居(かくい)島、ペンションや民宿、絶景が点在していて観光客に人気の頭(かしら)島など、各島ごとに多種多様な体験ができます。

本土と鹿久居島を結ぶ「備前♡日生大橋」が架かっているため、車や自転車でも渡れます。頭島まで橋続きで渡れるので、休日のお出かけ先にもピッタリです。

②古代体験の郷まほろば

出典：日生・鹿久居島 古代体験の郷 まほろば

古代体験の郷まほろばは、縄文時代の集落を復元した宿泊・体験施設です。鹿久居島の広大な自然を生かした古代体験やレジャーを満喫できます。

竪穴式住居での宿泊をはじめ、火起こしやカヌー、海釣りなど当時の生活を遊びながら楽しく学べます。アウトドアが好きな人や家族連れにおすすめのスポットです。

③旧閑谷学校

写真提供：岡山県観光連盟

旧閑谷(しずたに)学校は、現存する世界最古の庶民のための学校です。2015年に「近世日本の教育遺産群」として「日本遺産第1号」に認定されています。

国宝に指定されている講堂の他、閑谷神社や聖廟など、敷地内のほとんどの建造物が国指定の重要文化財となっています。

岡山の絶景紅葉スポットとしても知られていて、紅葉のシーズン期間中はライトアップやイベントが開催されます。

④天津神社

写真提供：岡山県観光連盟

天津神社は創建600年以上を誇る歴史ある神社です。備前焼ゆかりの神社としても有名で、境内では珍しい備前焼の絵馬を手に入れられます。

狛犬や参道の敷石、周囲を囲む塀など、随所に備前焼が使用され見応え十分です。備前焼ファンはもちろん、地元の人に親しまれています。

⑤海の駅しおじ・五味の市・真魚市

写真提供：岡山県観光連盟

「海の駅しおじ」は日生町漁協が運営する施設です。目の前の魚市場「五味の市」で購入した魚介類を持ち込んでバーベキューができます。

また、伊里漁港直営で毎週日曜開催される「真魚市」も人気です。牡蠣の詰め放題やマグロの解体販売などのイベントや、漁協直営ならではの新鮮さと価格で地元の人に親しまれています。

備前市を代表する新鮮な牡蠣は絶品です。移住の下見などで備前市を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

移住の心配ごとは窓口に相談できる

備前市への移住に関する心配ごとは、市役所の窓口に相談できます。現地まで行かなくても、予約すれば「オンライン移住相談」ができます。

移住相談をするときは、前もって備前市の移住ガイド「かたちづくる街」をよく読んでおくとスムーズです。気になることは早めに相談して、お得な最新情報を手に入れましょう。

▶備前市のオンライン相談窓口はこちら