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軽量鉄骨造(S造)とは?防音性はどれくらい?うるささについて徹底解説!

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軽量鉄骨造の防音性についてのアイキャッチ
建物構造の1つである「軽量鉄骨造」

防音性はあんまり期待できないって聞くけど実際どうなの?うるさいの?といった疑問にお答えします!

軽量鉄骨造での音の聞こえ方や、内見時のポイントや部屋の選び方まで徹底解説しちゃいます!

カンタンにできる防音対策についても書いているので最後まで読んでくださいね(`・ω・´)ゞ

軽量鉄骨造の防音性は木造とあまり変わらない

軽量鉄骨造は、柱をはじめとした建物の基礎に鉄骨を使用して建てられた構造のことです。

木造と比べて強度はあるものの、素材が6mm未満と薄いので防音性は木造とどっこいどっこいです。多少マシってレベルで、隣の生活音はほぼ聞こえてしまいますね……。

構造を防音性が高い順に並べるとこんな感じになります。

<防音性が高い>
・SRC造
・RC造
・重量鉄骨造
・軽量鉄骨造
・木造
<防音性が低い>

1番防音性が高いのはSRC造ですが、建設コストが非常にかかるため家賃が高いです。

高級なタワーマンションやデザイナーズマンションに採用されることが多く、お金に余裕がある人しか住めません。

RC造は基本的には防音性が高いものとされていますが、物件のまわりだけがRC構造になっていて、部屋を区切っている壁は石膏ボードで防音性がイマイチということも。

言わずもがな木造は防音性は低く、話し声やトイレの流水音などの生活音は隣近所に聞こえてしまっていると思ったほうがいいです。

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そもそも軽量鉄骨造とは?

先程もざっくりと説明しましたが、軽量鉄骨造とは、柱をはじめとした建物の基礎に鉄骨を使用して建てられた構造のことです。

似たような構造に「重量鉄骨造」というものがありますが、軽量鉄骨造との大きな違いは鉄骨の厚さです。

鉄骨の厚さが6mm未満のものを軽量鉄骨と呼び、6mm以上のものは重量鉄骨と呼びます。

ちなみに鉄骨造のことを「S造」と呼ぶこともあります。Sは「Steel(スチール)」要するに「鉄」のことですね!

軽量鉄骨造で聞こえてくる音はどんな感じ?

軽量鉄骨造に住んでいる友人の意見も参考に、どういう音が聞こえてきてしまうのかざっくり紹介しますね!

・掃除機や洗濯機の機械音は聞こえる

・隣のテレビの音が聞こえる

・ドアや窓を開け閉めする音も聞こえる

・子どもやペットの泣き声は丸聞こえでうるさく感じる

・走り回る音やかかと歩きの音はかなりうるさく感じる

・学校や工場が近いと騒音が聞こえる

・大型トラックが通ると建物が振動する

日中は活動している人も多いので、隣の掃除機や洗濯機などの音は聞こえてもそこまで苦痛に感じることはなさそうです。

学校や工場に関しては日中に部屋にいなければ、それほど問題にはならないかなと僕は思います!

単身向けの物件で、音にそれほど敏感でない人であればわりと快適に暮らせそう。

ただ、ファミリー向けの間取りやペット可物件の場合は軽量鉄骨造だと騒音に悩まされそうです。

軽量鉄骨造のメリット・デメリット

軽量鉄骨ならではのメリットとデメリットを解説します。軽量鉄骨造のお部屋にするか決める際の参考にしてくださいね!

軽量鉄骨造のメリット

・虫が発生しにくい
・結露が発生しにくい
・耐震性が高い
・家賃が抑えられる

虫が発生しにくい

鉄骨は木造と比べると虫が発生しにくいんです。

木造の場合虫の餌になったり、卵を産み付けたりと虫が発生しやすい環境になりがちですが、鉄骨は虫の住処になりにくく安心です。

結露が発生しにくい

鉄骨造はコンクリート造ほど気密性がないので、結露が発生しにくいです。

結露が発生するとカビの原因にもなるので、結露が発生しにくいというのはわりと重要なポイントだったりします。

耐震性が高い

鉄骨は木造と比べると折れにくく、倒壊しにくいです。地震が多い日本において耐震性の高さは見逃せないですよね。

1981年6月以降に建てられた建物なら耐震基準がしっかりしているので、心配な人はそちらもチェックしておきましょう!

家賃が抑えられる

RC造やSRC造と比べると、だいたい1万円~2万円程度家賃が抑えられます。

鉄骨造は建築コストや人件費を抑えて建てられるので、その分家賃も低めに設定されています。

軽量鉄骨造のデメリット

・夏は暑くて冬は寒い
・通気性が微妙

夏は暑くて冬は寒い

骨組みに鉄骨が使われているため、木造と比べると夏は暑くて冬は寒い傾向にあります。

僕の友人は南向きの軽量鉄骨造のアパートに住んでいるんですが、夏にエアコンをかけないでおくと室温が36℃にもなるそうです。

それは暑すぎるぜ…。

通気性があんまり良くない

木造と比べると通気性が微妙です。湿気や熱がこもりがちなので、しっかり換気するなど対策が必要です。

防音性が高い部屋の見分け方

軽量鉄骨造でもなるべく防音性が高い部屋に住みたい!という人も多いですよね。

そんな人のために防音性が高いかどうかをしっかり見極められる方法を解説します。

壁を叩いてみる

壁をノックするようにコンコンと軽く叩いてみましょう。

防音性がマシな軽量鉄骨の壁は、音が響きにくく詰まったような音がします。

防音性がマシな壁には、石膏ボードを2重にしてその間にグラスウールという素材を敷き詰めて防音性を高める工夫がされています。

ちなみにグラスウールとは、ガラス繊維でできた綿状の素材のことです。壁や天井などの断熱材・吸音材としていろいろな建物に使われています。

一方、防音性がショボい壁は軽くて裏側に響く音がします。

石膏ボード1枚に壁紙を貼っただけのお粗末な仕様なので、防音性は期待できません。

いくつか部屋がある場合は、それぞれの壁をしっかりと確認しておきましょうね!

廊下や階段からの音を確認する

不動産屋のスタッフに協力してもらって、階段や廊下などの共有部分を歩いてもらったり、声を出してもらったりして部屋からどんなふうに聞こえるかを確認しましょう!

ドアを閉めているにもかかわらず、足音や話し声が聞こえてくるような部屋はやめといたほうが無難です。

隣の建物の窓の距離を確認する

部屋の窓が隣の建物との窓と近すぎる場合、生活音が聞こえやすい可能性があります。特に角部屋の場合は要注意ポイントですので、忘れずに確認しておきましょう!

防音性が高い部屋の選び方

防音性が高い部屋の選び方を紹介します!

軽量鉄骨造に限らず、どの建物構造でも役立つ内容になっているのでぜひ参考にしてください。

部屋同士が隣り合っていない間取りにする

こんな感じで隣の部屋とぴったりと隣合わせになっているタイプは、防音性が低く生活音が聞こえやすくなってしまいます。
防音性が低い間取り

一方、部屋と部屋の間にクローゼットなどがあるタイプは、隣の部屋との距離がとれるので防音性が高くなるのです!
防音性が高い間取り

隣の部屋の間取りについては、不動産屋に聞けば確認してくれると思います!

角部屋・最上階の部屋にする

角部屋や最上階の部屋なら隣り合う部屋の数も少なくなるため、防音性がちょっとよくなります。

最上階なら上の住人の足音に悩まされることもありません。

ただ、道路側の角部屋の場合は、車が通る音や通行人の話し声などが気になるかもしれないので注意してくださいね。

線路沿いや高速道路の近くは避ける

いくら防音性が高い部屋でも、線路沿いに建っていたり高速道路が近かったりするとあまり意味がありませんよね。

近くに踏切があると「カンカンカンカン」と踏切警報機の音が朝から晩まで鳴り響いてるなんてことも。電車が通る度に建物が揺れることも珍しくありません。

高速道路は平日だろうが休日だろうが、バスやトラックがビュンビュン行き交っています。

また、病院や消防署の近くだと緊急車両のサイレンがすごいことになります。防音性を重視するならやめときましょう。

繁華街の近くは避ける

繁華街の近くは当たり前ですが、人が多く集まります。多くの人が行き交うので、どうしても騒音が発生してしまいます。

居酒屋なんかがあると、酔っ払ったサラリーマンとかウェーイな大学生が騒いでるなんてこともしばしば。

飲食店が近い場合、騒音だけでなく害虫が出やすいという弊害もあります。

静かに暮らしたいならできるだけ繁華街の近くは避けるようにしましょう。

騒音トラブルが起きていないか確認する

過去に騒音トラブルが起きていないかどうか不動産屋に聞いてみるのも手です。

たしかに建物構造によって防音性に多少差はあれども、結局は人が原因だったりします。

民度が低い住人がいる可能性も無きにしもあらずなので、どんな人が住んでいるかそれとなく探ってみましょう。

マンションの掲示板に騒音トラブルに関する張り紙が貼ってあったり、共有スペースが汚かったりしたらほぼアウトかと思われます。

防音性の高いお部屋を探すならチャット不動産屋に頼るべき

「防音性の高いお部屋に住んで騒音トラブルを避けたい」という人は、あらかじめ不動産屋にその旨を相談しましょう。

当サイトが運営しているチャット不動産屋「イエプラ」なら、お店に行かなくてもプロの不動産スタッフに相談しながらお部屋を探せます。

使い方は簡単で、条件を設定してチャットやLINEで要望を送るだけです。もちろん、質問や相談も気軽にできます。

深夜0時まで対応しているので、忙しくてお店に行く暇が無い・対面で話すのは苦手という人にもオススメです!

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カンタンにできる防音対策

軽量鉄骨造に住むなら防音対策はしっかりしておきたいところ。

賃貸でもできる防音対策をいくつか紹介するので、自分でもできそうなものがあったら是非試してみてください。

防音カーペットを敷く

音や振動を吸収してくれる防音カーペットを敷けば、下の階の音が聞こえにくくなります。同時に自分の足音も吸収してくれるので、下の階の人に迷惑をかけなくてすみます。

防音カーペットは、絨毯のようなものや木目調のもの、パズルのように組み合わせできるタイプなどいろいろな種類があります。

好みや予算に合わせて選びましょう!

防音タイル・防音シートを貼る

壁や天井に防音タイルや防音シートを貼ると、隣近所からの音をシャットアウトできます。

賃貸の場合は退去時のことを考えて、貼ってはがせるタイプのものがおすすめです。

窓やドアに防音テープを貼る

音は窓やドアの隙間から漏れてしまいます。

防音テープで隙間を埋めることで防音対策ができますよ!

ウレタン製だとすぐボロボロになってしまうので、ラバー(ゴム)などがおすすめです。

防音カーテンにする

外からの騒音にはあまり効果は期待できませんが、家の中の話し声やペットの鳴き声が外に漏れたくないという人にはおすすめ。

道路沿いの1階に住んでる人なんかにはいいと思いますよ!

その他の建物構造は実際どうなの?

賃貸の内装
RC造以外の建物構造についてもざっくりまとめておきますね!

自分が重視したいポイントと照らし合わせてぴったりの構造を選んでくださいね(`・ω・´)ゞ

木造 鉄骨造 RC造 SRC造
耐震性
耐火性
通気性 × ×
家賃の安さ ×

とにかく家賃を抑えたいなら木造にするべし

防音なんて二の次!とにかく家賃を抑えたいという人は「木造」一択です!

木造は他の建物構造に比べて、建築に時間もコストもかからないため家賃が安いのです。

同じような条件でも、木造と他の建物構造では1万円~2万円程度も家賃が抑えられます。

安全性を求めるならRC造

RC造は鉄筋とコンクリートを使って建てられているので、防音性だけでなく耐震性にも優れています。

RC造と言っても、建物のまわりだけがRC造で部屋と部屋の区切りは石膏ボード!というもはや詐欺のような物件もあるので注意が必要です!

主にマンションと呼ばれる建物に採用されているので、軽量鉄骨造より家賃は高めに設定されています。

セレブな人ならSRC造にするべし

お金に余裕があるセレブな人ならSRC造がおすすめです!

鉄骨とコンクリートを使っているという点ではRC造と一緒ですが、さらにワンランク上の防音性や耐久性を兼ね備えています。

主に高級なタワーマンションやデザイナーズマンションなど、富裕層向けの物件に多く採用されています。

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