レオパレスの審査は甘い?保証人の有無や無職でも借りられるか徹底解説!
レオパレスの入居審査を徹底解説します!審査の必要書類や、チェックされる項目を解説します。
レオパレスの審査で押さえておきたい4つのポイントや、審査に要する日数も紹介します。
審査に落ちた場合の対処方法と、よくあるQ&Aもまとめました。レオパレスが気になる人は、ぜひ参考にしてください!
宅地建物取引士
行政書士試験合格者
不動産屋の経験は5年以上。累計2000件を超える契約業務に携わった実績がある。単身・カップル・ファミリーなど幅広い世帯の部屋探しを専門知識でサポート。宅建士の資格を活かして、審査から入居開始後の不安まで解消できるのが強み。
目次
レオパレスの審査はトップクラスに甘い
レオパレスの審査は、数ある賃貸物件のなかでもトップクラスに甘いです。職業は問わず、収入に見合ったお部屋を選べば、ほとんどの人が審査に通ります。
以下のような、審査に落ちやすい特徴がある人でも通りやすいです。
・外国籍
・生活保護
・借金がある
・フリーター
・フリーランスや個人事業主
・水商売(ホスト、風俗嬢など)
・連帯保証人が立てられない人
家賃保証会社(以下、保証会社)を利用するので、連帯保証人は原則不要です。
ただし、未成年の契約は連帯保証人が必須です。収入が不安定な人や無職も、連帯保証人が必要になるケースがあります。
保証会社はレオパレスのグループ企業
保証会社とは、大家さんに家賃の保証をする役割の会社です。滞納すると立て替えて大家さんに支払ってくれる仕組みで、家賃回収は保証会社が対応します。
レオパレスの物件の保証会社は、グループ企業の「プラザ賃貸管理保証株式会社」です。レオパレスは大家さんと管理会社、保証会社も大元は同じ組織なのが甘い理由です。
他の賃貸物件では、物件担当者が貸したいと思っても、保証会社に落ちて貸せないケースがあります。レオパレスなら、物件の担当者が貸したいと思えば、融通が利きます。
保証会社が独自審査なので通りやすい
一般的な保証会社は、審査の厳しさで3つに分けられます。厳しい順に「信販系」「LICC加盟」「独立系」で、以下の図のとおりです。
レオパレスの保証会社であるプラザ賃貸管理保証は、もっとも甘い「独立系」に分類されます。独立系の保証会社は、会社ごとに独自の判断で審査を通してくれます。
信販系の保証会社だと、クレジットカードの滞納歴などの「信用情報」を調査されます。LICC加盟の保証会社は、家賃滞納歴やトラブル情報を共有しています。
審査が厳しい会社と比べると、世間一般の信用力を問わず、今後の家賃を支払えるかだけで判断してもらえます。
プラザ賃貸管理保証は料金が高め
プラザ賃貸管理保証は、初回保証料が「総家賃の100~120%」で、以降は1年毎に10000円の更新保証料が必要です。
多くの保証会社は、初回保証料が総家賃の50%、更新保証料が1年毎に10000円程度の設定です。
レオパレス物件の保証料は、審査が通りやすい代わりに高めと言えます。
マンスリー契約は保証会社の審査が無い
レオパレスは普通の賃貸契約とは別に、短期のマンスリー契約もできます。
マンスリー契約では、保証会社の審査が無いのでさらに甘いです。また、保証料がかからないのもメリットです。
入居期間が1年未満の人は、マンスリー契約を選ぶべきです。普通の賃貸契約で1年以内の退去は「家賃1ヶ月分の違約金」が発生するからです。
マンスリー契約は、住む期間によって料金プランが選べます。ちなみに、学割プランもあるので大学生や専門学生は費用が抑えられます。
レオパレスの審査でチェックされる項目
レオパレスの審査でチェックされるのは「家賃の支払い能力」と「過去にレオパレスでトラブルが無いか」です。
過去にレオパレスで家賃滞納や入居中のトラブルが無ければ、基本的に通す前提で審査してもらえます。
家賃が支払える収入とは
家賃は一般的な基準である「月の手取り3分の1」までに抑えておけば、収入が原因で審査に落ちることはありません。
生活費や貯金に回せるお金を確保するためにも、月の手取り3分の1までの家賃に抑えたほうが良いです。収入に対する家賃の目安を表にしたので、参考にしてください。
月の手取り | 適正な家賃目安 |
---|---|
18万円以上 | 6万円 |
21万円以上 | 7万円 |
24万円以上 | 8万円 |
27万円以上 | 9万円 |
30万円以上 | 10万円 |
レオパレスが収入を審査する基準は、公式発表はされていません。実際は、収入に対して高い家賃でも審査に通ることはあります。
しかし、滞納しないためにも収入に見合った家賃にするべきです。急に収入が0になっても、2~3ヶ月は支払える家賃のお部屋を選びましょう。
レオパレスの審査に必要な書類
基本的に必要書類は「本人確認書類」があれば、審査してもらえます。レオパレス21公式の資料から抜粋して説明します。
・本人確認書類
・銀行届出印+通帳(契約者名義)
・車検証(駐車場利用の場合)
・契約金(初期費用)
以下で、それぞれ詳しく解説します。
本人確認書類
本人確認書類として受付してもらえる内容をまとめました。原則、書類が用意できない人は審査してもらえません。
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード(顔写真付き)
・学生証(学生)
・在留カード(外国籍)
・外国人登録原票記載事項証明書(外国籍)
基本的に、顔写真付き身分証が必要です。保険証しか持っていない場合は、代わりの手段を不動産屋に確認してください。
公式サイトで「外国人登録原票記載事項証明書」が記載されていますが、現在は発行できない自治体が多いです。外国籍の人は、自分が用意できる書類を不動産屋に伝えてください。
銀行届出印+通帳
家賃の支払い方法が口座引落しで、契約者名義の銀行届出印と通帳が必要です。契約書に押す印鑑を銀行届出印と分けたいなら、シャチハタ以外の印鑑も用意しましょう。
ちなみに、引落しには毎月524円が事務取扱手数料としてあわせて引き落とされます。
車検証
駐車場を借りる人は、車検証が必要です。申し込みの際にコピーをとられます。
他にも、収入証明書(源泉徴収票など)や内定通知などを求められる可能性があります。追加書類は人によって違うので、お部屋を申し込む際に必ず再確認してください。
契約金
初期費用は、審査に通ったら契約より前に支払います。レオパレスの物件は初期費用を抑えられる物件が多く、独自の項目が多いです。実例を紹介するので参考にしてください。
家賃61000円、管理費5000円、敷金なし礼金1ヶ月のお部屋の内訳です。
項目 | 費用 |
---|---|
家賃+共益費 | 66000円 |
礼金 | 61000円 |
敷金・仲介手数料 | 0円 |
環境維持費 | 550円 |
火災保険 | 18000円 |
入居者サポート | 18975円 |
鍵の交換費用 | 10450円 |
抗菌施工費(任意) | 18040円 |
インターネット代(任意) | 2310円~ |
保証会社利用料 | 66000円 |
日割り家賃+共益費 | 入居日によって変動 |
合計 | 約261325円 |
賃貸の初期費用は、一般的に家賃の4.5~5ヶ月分が相場と言われています。総家賃66000円なら、相場は297000~330000円です。
レオパレスの物件では、相場より初期費用を抑えられる物件がほとんどです。任意のオプション費用を外してもらえば、さらに抑えられます。
敷金なし物件が多く、レオパレスセンターで探せば仲介手数料0円です。家具家電付き物件を選べば、入居後にかかる費用も節約できます。
レオパレスの審査に必要な情報
レオパレスの審査に必要な情報は、一般的な賃貸物件とほとんど同じです。申込書が書けるように、記憶があいまいな項目があれば事前にメモしておきましょう。
・氏名、生年月日、住所、電話番号
・勤め先名称、住所、電話番号
・税込年収
・勤続年数
・勤務形態(正社員、契約社員など)
・業種(サービス業、通信関係など)
自分の情報は、調べなくてもわかる内容がほとんどです。緊急時の連絡先として親族の情報が必要なので、続けて解説します。
緊急連絡先の情報
緊急連絡先として、身内の情報を記載する必要があります。レオパレスのルールによると、3親等以内で固定電話が有る連絡先が望ましいです。
緊急連絡先の情報は、名前、関係性、生年月日、住所、電話番号が必要です。間違えないように、再確認してメモをとっておくと良いです。
連帯保証人を立てるときの必要書類
連帯保証人の必要書類は、以下の内容です。連帯保証人が必要なときは用意してもらえるように、あらかじめ伝えておきましょう。
・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑登録証明書(発行3ヶ月以内の原本)
・実印(印鑑登録の印鑑)
収入のある両親や兄弟に、緊急連絡先と連帯保証人どちらでも引き受けてもらえるように、事前に相談しておくとスムーズです。
連帯保証人になってもらう場合は、勤め先の情報や年収なども必要です。自分の申し込み情報と同じくらい把握できれば対応可能です。
審査で押さえておきたい4つのポイント
レオパレスの審査に落ちにくくするために、審査で押さえておきたい4つのポイントを紹介します。紹介する4つのポイントを実践することで、より審査に落ちにくくできます。
・連帯保証人をお願いしておく
・審査の確認電話にきちんと対応する
・過去にレオパレスでトラブルは無いか確認
人柄も見られるので丁寧に接する
審査では人柄も見られます。内見などで不動産屋と接するときは丁寧に対応しましょう。
言動が乱暴な人や、服装や見た目から反社会的な印象を持たれると対応を断られます。身なりを整えて、常識的な態度で接していれば大丈夫です。
連帯保証人をお願いしておく
レオパレスの物件は、審査の途中で連帯保証人を立てるように求められることがあります。審査してみないとわからないので、あらかじめ収入のある親族に相談しておきましょう。
家庭の事情で連帯保証人が立てられない人は、最初に不動産屋に伝えてください。連帯保証人が用意できない前提で話を進めてくれます。
ちなみに、未成年がレオパレスを借りたいなら、必ず親権者が連帯保証人になる必要があります。
審査の確認電話にきちんと対応する
審査ではレオパレスと保証会社から本人確認の電話が入ります。電話は省略される場合もありますが、かかってきたときは折り返すまで審査は進みません。
借主だけでなく、緊急連絡先(連帯保証人)と勤め先にも連絡が入る可能性があります。関係者には、電話が入る旨を事前に伝えておきましょう。
過去にレオパレスでトラブルは無いか確認
過去にレオパレスで家賃を滞納したり、入居中にトラブルがあった人は正直に不動産屋に伝えてください。現在の状況などを相談すれば、受け入れてもらえる可能性はあります。
退去時の原状回復費用で揉めたり、更新手数料の支払いをしなかった人なども要注意です。何も無かったかのように申し込むと、高確率で審査に落ちます。
レオパレスの審査日数は即日~3日程度
レオパレスの審査は、不備なく進めば2~3日程度で完了します。即日審査が通ることもあるので、引越しを急いでいる人には向いています。
一般的な入居審査の流れは、入居希望者が不動産屋に書類を出したあとに、保証会社・管理会社・大家さんの審査が入ります。図解すると、以下のイメージです。
レオパレスは管理会社と大家さんを兼ねていて、保証会社がグループ企業なので審査がスムーズです。レオパレスセンターに行って、即日お部屋の審査が通ることも多いです。
時間がかかるのは、書類が揃わないときや、審査の確認電話が終わらないときです。2~3日過ぎても審査結果が出ないときは、担当者に進捗を確認してみてください。
レオパレスの審査に落ちた場合の対処方法
レオパレスの審査に落ちた人は、収入に見合った物件を選んでいるなら、レオパレスを借りられない状態になっている可能性があります。
対処方法は、マンスリー契約で申し込むか、審査が甘い保証会社が使える物件を探すかの2択です。
マンスリー契約で申し込む
普通の賃貸契約で審査に落ちた人は、マンスリー契約で申し込めるか担当者に確認しましょう。
マンスリー契約なら、住む期間分の初期費用をまとめて一括払いすれば借りられます。保証会社の審査も無いので、基本的に審査は通るはずです。
それでも断られた人は、レオパレス以外の物件を探しましょう。
審査に甘い保証会社が使える物件を探す
レオパレスが借りられない人は、選択肢がかなり狭まります。しかし、保証会社の中には、審査が甘い会社もあります。
レオパレスの物件に限定せずに、不動産屋にお部屋を探してもらいましょう。大切なのは、自分の状況や過去の心当たりを、不動産屋に正直に伝えることです。
不動産屋は、収入や過去の滞納歴などを参考に、審査に通りやすいお部屋を探してくれます。
レオパレスの審査に関するよくあるQ&A
レオパレスの審査に関する、よくあるQ&Aをまとめました。
Q2.更新手数料はいくら?
Q3.連帯保証人になれる条件は?
Q4.レオパレスセンターでしか借りられない?
Q5.マンスリー契約の種類は?
Q6.マンスリープランと短期プランの違いは?
Q7.学割プランとは?
Q1.無職でもお部屋は借りられる?
レオパレスは、無職でも借りられます。しかし、家賃が支払えることは示す必要があります。
無職だと当然、家賃の支払いを心配されます。貯金があって就職活動について前向きに説明できる人や、すでに仕事が決まっている人なら通りやすいです。
Q2.更新手数料はいくら?
保証会社とは別で、お部屋の更新手数料(更新料)がかかります。普通の賃貸契約の場合のみで、2年毎に16500円(税込)です。
更新料の相場は家賃の1ヶ月分なので、レオパレスの更新料は、相場より安いと言えます。
Q3.連帯保証人になれる条件は?
レオパレスのルールでは、連帯保証人は3親等以内の固定電話がある人が望ましく、緊急連絡先と同じ条件です。
連帯保証人は収入を審査されるので、月の手取りが家賃の3倍程度ある、親兄弟に引き受けてもらえるとベストです。頼れる人が居ない場合は、不動産屋に最初に伝えましょう。
Q4.レオパレスセンターでしか借りられない?
レオパレスの物件は、街の不動産屋でも紹介できます。市場に出ている物件は、どの不動産屋も同じデータベースで情報共有しているからです。
注意点として、仲介手数料が無料になるのは、レオパレスセンターで管理物件を紹介してもらうときだけです。
Q5.マンスリー契約の種類は?
マンスリー契約では、住む期間に応じて3種類のプランが選べます。「マンスリープラン」「短期プラン」「学割プラン」で、どのプランも利用料金を初期費用で一括払いします。
すべて家具家電付きで、水道光熱費が家賃込みなのが特徴です。住む期間が決まっている人は、長さに応じてプランを選びましょう。
Q6.マンスリープランと短期プランの違いは?
マンスリープランは最短90日以上、30日単位で契約期間が決められます。短期プランは、最短30日以上、1日単位で契約期間が決められます。
大きな違いとしては「短期プラン」だと、お部屋に寝具一式が備え付けられています。他は、滞在する日数によって考えれば特に問題ありません。
Q7.学割プランとは?
学割プランとは、マンスリー契約の中でも学生に特化した契約です。対象は、大学・短期大学・大学院・高等専門学校などに進学、就学している人です。
2年以上の契約なら、入居後から1年以内に1回だけ、レオパレス物件に引越すことができます。キャンパス移動の予定がある人に向いています。
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