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一人暮らしの平均的な水道光熱費はいくら?東京で暮らす場合の金額は?

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お金と電卓
一人暮らしの平均的な水道光熱費がいくらかを、総務省の統計データに基づいて紹介します。

東京都内で暮らす場合の平均的な一人暮らしの光熱費や、節約方法についても解説しています。

少しでも水道光熱費を抑えたい人は参考にしてください。

一人暮らしの平均的な水道光熱費

総務省統計局が行った2020年の家計調査によると、一人暮らしの平均的な水道光熱費は約11500円です。水道光熱費とは、水道、電気、ガス代を合わせた金額を指します。

以下で、2020年の時期ごとの平均的な水道光熱費を紹介します。

平均 34歳以下 35~59歳
2020年1~3月期 13,605円 6,344円 13,450円
2020年4~6月期 11,889円 6,588円 12,117円
2020年7~9月期 9,844円 6,452円 10,050円
2020年10~12月期 10,705円 6,785円 10,633円

参考:総務省統計局による家計調査(2020年度)

1年のうち、もっとも水道光熱費がかかるのは真冬の1~3月です。エアコンや電気ストーブを使う時間が長くなる、あたたかいお風呂に浸かる頻度が多くなるからです。

以下で、それぞれの項目の平均金額を詳しく説明します。

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一人暮らしの平均的な水道代

一人暮らしの1ヶ月の水道代は平均で約2400円です。ちなみに水道代は2ヶ月に1回の支払いです。1度に支払う金額は約4800円ほどです。

平均 34歳以下 35~59歳
2020年1~3月期 2,076円 990円 2,130円
2020年4~6月期 2,305円 1,491円 2,292円
2020年7~9月期 2,071円 1,374円 2,202円
2020年10~12月期 2,242円 1,523円 2,344円

参考:総務省統計局による家計調査(2020年度)

日常生活で水を1番使うのはお風呂です。毎日浴槽(200L)にお湯を貯める場合は、1回あたり約50円必要です。1ヶ月(30日)毎日貯めると、1500円は必要です。

シャワーを5分使うと約15円で、1ヶ月あたり450円なので、お風呂だけで2000円かかります。水道代を節約するには、お風呂の入り方を見直しましょう。

その他に水道代がかかるのは、洗い物、洗濯、トイレの洗浄がメインです。

水道光熱費は自治体によって大きく変わる

水道光熱費は、住んでいる自治体によって大きく変わることがあるので注意しましょう。

例えば、埼玉県の川口市と戸田市で、口径20mmで20㎥の水を使った場合、月額の水道料金は以下の通りです。

川口市 2,827円
戸田市 2,057円

川口市と戸田市は隣同士で非常に近いですが、水道料金は月額で800円も差が出ました。年間で考えると9600円も戸田市の方が安いです。

このように大きな差が出る場合もあるので、節約したい人は公共料金の価格も調べてみることをおすすめします。

一人暮らしの平均的な電気代

一人暮らしの1ヶ月の電気代は、平均で約5700円です。

平均 34歳以下 35~59歳
2020年1~3月期 6,535円 3,458円 6,643円
2020年4~6月期 5,916円 3,097円 6,165円
2020年7~9月期 5,330円 3,459円 4,955円
2020年10~12月期 5,135円 3,471円 4,981円

参考:総務省統計局による家計調査(2020年度)

日常生活で電気代が1番かかるのはエアコンです。夏と冬は使う頻度が多くなるので、6000~7000円かかることもあります。

あまりエアコンを使わない場合は3000~4000円が目安です。ちなみに、エアコンをほとんど使わない人は3000円ほどが平均です。

家電別の1ヶ月の平均電気代をまとめてたので参考にしてください。

電気代の平均(月)
エアコン 約1,300円
洗濯乾燥機(ドラム式) 約800円
洗濯機 約170円
冷蔵庫 約700円
照明 約250円
テレビ 約180円
アイロン 約150円
炊飯器 約180円
ドライヤー 約160円
電子レンジ 約110円
掃除機 約120円
電気ポット 約400円
家庭用ゲーム機 約250円
パソコン 約300円
合計 約5,070円

「省エネ」と記載のある家電製品の場合は、もう少しだけ安くなります。

一人暮らしの平均的なガス代

一人暮らしの1ヶ月のガス代は、平均で約2900円です。

平均 34歳以下 35~59歳
2020年1~3月期 3,333円 1,825円 3,348円
2020年4~6月期 3,155円 1,999円 3,320円
2020年7~9月期 2,380円 1,605円 2,869円
2020年10~12月期 2,533円 1,752円 2,709円

参考:総務省統計局による家計調査(2020年度)

日常生活でガス代が1番かかるのはお風呂です。お湯を沸かすために使うガスの量は気温によって変わるので、冬は高くて夏は安くなる傾向にあります。

毎日お湯を溜める場合、冬のガス代が1ヶ月5,000円を超えることも珍しくありません。反対に、冬でもシャワーで済ませる人は3,000円ほどで済みます。

また、都市ガスとプロパンガスのどちらを使うかによっても、金額はかなり変わります。都市ガスとプロパンガスの料金の差をシミュレーションしてみたので、参考にしてください。

都市ガス プロパンガス
1㎥あたりの料金 約300円 約500円
20㎥使用した場合 約6,000円 約10,000円
基本料金 約800円 約1,500円
合計 約6,800円 約11,500円

都市ガスとプロパンガスの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

▶都市ガスとプロパンガスの違いは?結局どっちがいいの?

東京の平均的な一人暮らしの光熱費

東京で一人暮らしした場合の平均的な一人暮らしの光熱費を紹介します。

水道料金は東京都水道局、電気は東京電力、ガスは東京都市ガスの利用を想定しています。

平均金額 平均使用量
水道 1,568円 8.0㎥・口径13mm
電気 5,071円 154kWh(従量電灯B・30A)
ガス 1,391円 5㎥(一般契約)
合計 8,030円 -

使い方や生活スタイルによって変わりますが、東京で一人暮らしする場合の光熱費は、8千円~1万円必要だと考えてください。

一人暮らしの水道光熱費の節約方法

水道、電気、ガスそれぞれの節約方法を紹介します。どれも簡単にできるものばかりなので、是非実践してみてください。

水道代の節約方法

水道代の主な節約方法は以下の3つです。

・節水シャワーヘッドに交換する
・残り湯で洗濯する
・水道の元栓を少し締める

節水シャワーヘッドに交換する

シャワーヘッドを備え付けのものを使っているなら、節水タイプのシャワーヘッドに交換してみましょう。

普通のシャワーヘッドより水が出る量は少ないですが、水圧が高めになる優れものです。

2000円前後で買えるので、すぐに元が取れます。ホームセンターやロフトなどで売っています。

残り湯で洗濯する

お風呂の残り湯と水道水を併用すれば、1ヶ月あたり約650円節約できます。

洗濯機は1回の洗濯で何回かすすぎを繰り返すので、最初の1回は残り湯ですすいで、最後はキレイな水道水ですすぐのがおすすめです。

ただし、お湯は1晩放置すると雑菌が増えるので、使うのは当日中にしましょう。

水道の元栓を少し締める

やや強引な手段ですが「水道の元栓を少し締める」という手があります。

どんなに蛇口をひねっても水が少ししか出ないので、誰でも簡単に節約できます。

ただし、あまりにも水がちょろちょろとしか出ないと、食器洗いの時やシャワーの時にストレスが溜まります。ほどほどの閉め具合にしましょう。

電気代の節約方法

電気代の主な節約方法は以下の9つです。

・新電力サービスを利用する
・LED照明にする
・エアコンの設定を変更する
・エアコンはこまめに掃除する
・使わないコンセントは抜く
・省エネモードを使う
・冷蔵庫に詰め込みすぎない
・家電を買い換える
・契約アンペアを見直す

新電力サービスを利用する

従来の地域電力会社ではなく、新電力会社と契約しましょう。

新電力会社は様々なプランや割引があるので、自分に合ったのを選ぶだけで節約が期待できます。

また、乗り換えるだけで「アマゾンギフト券プレゼント」や「電気代◯ヶ月無料」などのキャンペーンもあるのでうまく活用しましょう。

LED照明にする

お部屋の電気をLED照明にすると、年単位で大きく節約できます。LED照明は調光もできるので、無駄な電気を使わずに済みます。

また、電球の交換頻度も減るので生活がラクになります。

エアコンの設定を変更する

エアコンの設定で1番節約できるのは「自動モード」です。自動で温度を調節してくれるので、お部屋を快適な温度に保てます。

また、エアコンは電源を入れるときと温度を上げ下げするときが1番電力を使います。

30分ほどの短時間の外出なら、電源を切らずにそのまま出かけたほうが安上がりです。

エアコンはこまめに掃除する

エアコンはフィルターや室外機をこまめに掃除しておきましょう。

エアコンが汚れていると本来の力が発揮できず余計な電力を使ってしまうからです。

掃除機や市販の洗浄スプレーを使えば誰でも手軽に掃除できます。

使わないコンセントは抜く

使わない家電のコンセントは抜くようにしましょう。待機電力をなくすだけで、1ヶ月500円くらいは節約できます。

電力供給のオンオフがスイッチで切り替えられる電源タップ使えば、手軽に待機電力の節約ができるのでおすすめです。

省エネモードを使う

家電の機能としてついている「省エネモード」や「エコモード」に切り替えましょう。

省エネモードとは、一定時間操作がない場合自動で電源がオフになったり、画面をちょっと暗くすることで消費電力を抑える機能のことです。

ものによりますが、1ヶ月で150円くらい節約できます。

冷蔵庫に詰め込みすぎない

冷蔵庫に詰めるのは7割程度にして、常温で保存できるものは冷蔵庫から出しておきましょう。

食材を詰め込みすぎると、冷蔵庫内を冷やそうとして冷蔵庫がフル稼働してしまい、余計な電気代がかかるからです。

また、冷蔵庫の温度調節を「強」から「弱」にするだけでも節約になります。

家電を買い換える

古いモデルよりも新しいモデルのほうが、消費電力を抑えられるように設計されています。

最初は費用がかかりますが、長い目で見れば節約できます。節約を機に家電の買い替えも検討してみましょう。

契約アンペアを見直す

電気の契約アンペア数(基本料金)を下げると簡単に節約できます。

例えば、契約アンペアを40Aから30Aに変更するだけでと1ヶ月で約280円抑えられます。

ただし、あまり下げすぎると複数の家電を同時に使うことができないので注意しましょう。

ガス代の節約方法

ガス代の主な節約方法は以下の3つです。

・ガス会社を見直す
・シャワーで済ませる
・自炊のやり方を見直す

ガス会社を見直す

電気と同じようにガス会社も自由に契約できるようになりました。

料金が安いところや、サービスが充実しているところに乗り換えましょう。

また、電気とガスのセット割が使えるところであればさらに料金が抑えられるのでおすすめです。

シャワーで済ませる

毎日のお風呂をシャワーだけにすれば、1ヶ月500円くらい節約できます。

都市ガスで毎日お湯に浸かると約1,500円、シャワー10分間の場合は約780円と約2倍違います。

プロパンガスで毎日お湯に浸かると約2300円、シャワー10分間の場合は約1200円も違います。

自炊のやり方を見直す

自炊のやり方を見直すだけで、ガスの使用量を抑えられます。以下のポイントを意識して自炊するようにしてみてください。

・鍋底から火がはみ出さないようにする
・火を早めに切って余熱で調理する
・揚げ物はなるべくしない
・電子レンジで食材を過熱する
・冷凍食品は冷蔵庫で解凍しておく
・なるべく大量に調理して作り置きする
・食器洗いにお湯を使わない

あとは、圧力鍋や、炊飯器を使ってなるべくガスを使わず料理するのもおすすめです。炊飯器でパンケーキを焼いたり、煮物を作ったりもできるので試してみてください。

都市ガスの物件に引っ越す

引越し費用がかかりますが、長い目で見れば都市ガスの部屋に住んだほうがお得です。

とはいえ、すぐに実践できるものでもないので、更新のタイミングなどで考えてみてください。

「引越しせずにプロパンガスから都市ガスに変更できないの!?」という人もいるかもしれませんが、賃貸の場合は大家さんが決めるので変更は難しいです。

その他の節約方法

その他の節約方法として「料金の支払いを口座振替やクレジットカード払いにする」というものがあります。

東京都の場合は、東京都水道局、東京ガス、東京電力で口座振替による割引があります。

割引額はそれぞれ55円(税込)です。水道光熱費の3つを合わせると1ヶ月で165円、1年で1980円も節約できます。

また、クレジットカード払いにすればポイントやマイルが貯まるのでお得です。

水道光熱費より家賃を抑えた方が大きく節約できる

水道光熱費を節約することも大切ですが、毎月の家賃を抑えた方が大きく節約できて費用に余裕が出ます。

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