ペットで猫や犬を飼っている場合、人間以上に引越しや新しい住まいにストレスを感じているものです。

猫には猫の、犬には犬の配慮が必要です。

犬は割と新居に慣れやすいのですが、猫は「家に住み着く」と言われているくらい、住まいが大切なので要注意です。

引越しで注意すること：猫の場合

引越し準備編

猫は飼い主の雰囲気を敏感に察する（こともある）ので、引越し準備をしているだけでも逃げ出そうとするかもしれません。

家猫の場合はかならず窓やドアを閉めて作業しましょう。

※荷物が入ったダンボールにおしっこをされると泣きたくなります。必ず猫が寝る部屋にはダンボールは置かないようにしましょう。

引越し当日編

一番慌ただしい引越し当日は、猫にとっても大変ストレスになります。

パニックになって脱走したりしないよう、お風呂場などに隔離しておきましょう。

引越し業者の人がお風呂場をあけてしまわないよう、ドアには張り紙を貼ることをおすすめします。

※使用済みの猫砂はとっておけば、新居でのトイレ学習に便利！

新居への移動編

ペットホテルに預けるにせよ、新居に行くにせよ、必ずキャリーケースに入れておくようにしましょう。

近いからと言って、抱っこしながら新居に行くのは無謀です。

キャリーケースの中には、猫の暇つぶしのおもちゃを入れることを忘れずに。

※普段猫が愛用している毛布を入れると効果的です。

逆に新居が遠い場合は、ペット輸送の専門業者に頼むのが一心です。

ペットの輸送と言っても、普通にクロネコヤマトなどでも受け付けています。

今住んでいる家から新しい家まで直接運んでくれるので、非常に安心なサービスです。

ちなみに猫の場合、東京から大阪だと38,000円（税別）、東京から福岡だと46,000円（税別）が目安です。

引越した後編

新しい住まいについたら、まずは猫のトイレ場所を決めて、使用済みの猫砂と新しい猫砂をいれておきます。

使用済みの猫砂を入れておけば、猫も自分の匂いに安心して用をたすことができる・・・はず（ねこによりけりですが）

あとはなるべく猫のそばに居てあげて下さい。

猫はあなたが居ることで安心し、あとは気ままに新居を探検しはじめます。

猫は内心不安でも平気そうな顔をしますが、不安なことには変わりありません。

2.3週間くらいはなるべく猫と居る時間を多くとるようにしてあげてください。

引越しで注意すること：犬の場合

引越し準備編

室内犬の場合、部屋が変わることはかなりのストレスになります。

自分のテリトリーから引き離されることによって、混乱したり強い不安感を感じたりすることになるので、準備はしっかりしておきましょう。

犬は頭がいいだけに、不安もすごく感じてしまうのです。（猫も頭いいですけどね）

引越し準備でダンボールに荷物を詰めて行くときも、なるべく犬の愛用品は最後まで詰めないであげてください。

引越し当日編

引越しの邪魔にならないように、飼い主がつきっきりで一緒にいてあげるのがベストです。

家の中にいる場合でも、パニックになって脱走することのないよう、首輪はちゃんと付けておいたほうが安心です。

新居への移動編

さすがに大型犬の場合は電車で一緒に、というわけにはいきません。

ペットの輸送を得意とする運送会社に頼みましょう。

ちなみにクロネコヤマトで大型犬を運んでもらう場合、

東京から大阪で45,600円（税別）、東京から福岡で55,200円（税別）が目安です。

車で引っ越し先に行く場合は、一緒に行ってあげるのもいいかも。

その場合はいつも遊んでいるおもちゃなどを一緒に持っていってあげると効果的です。

※車の運転の支障にならないかは十分確認してください。

引越した後編

新しい住まいについたら、一緒に遊んであげましょう。

新居というのは犬にとっては未知の世界です。

不安でたまらないはずなので、なるべくお留守番はさせず、早めの帰宅を心がけましょう。

最初の1ヶ月くらいは、そわそわして、落ち着かないかもしれません。

なるべくスキンシップを心がけて、犬と一緒にいる時間を多く作ってあげましょう。

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