引越しまとめドットコム

引越しの悩みを解消!引っ越す地域の住みやすさ情報も満載です

怖い話:静かな隣人


廊下

引越し・部屋にまつわる怖い話シリーズ「静かな隣人」

とある知り合いが引越しをした。

前に住んでいたところは、家賃は安いが壁が薄いことで有名な○○○○○だったが、彼はものすごく静かなアパートだったと言う。

以前に1回だけ遊びに行ったことがあるが、たしかに部屋の壁はかなり薄く、隣の住人がなにかするたびに物音が聞こえてきそうなアパートだった。

しかし、下の住人はほとんど部屋にいないらしく、隣の人もすごくおとなしいため、壁が薄いことはまったく気にならないらしい。

「家賃も安いし、快適そのものだよ、ここは」

と、彼は常に友達に自慢していた。

隣に住む住人とはあまり会うことはなく、たまに廊下で出会ってもそそくさと早歩きで部屋に入ってしまうため、あまり顔は見たことがないのだが、どうやら母と娘の二人暮らしらしい。

母親はいたって普通のおばさんと言った感じだが、娘が少し変わっているという。

娘は、大きなマスクをして、帽子をかぶり、大きなサングラス、肘まであるような黒い手袋、長靴のような黒いブーツ。

おそらく娘だろうな、というくらいで年齢すらわからないようないでたちだった。

あまりにも異様なため、彼も初めて見た時はドン引きしたらしい。

しかし、そんなに出会うこともないため、何ヶ月かはそのまま快適に過ごしていたはずの彼が、なぜ引越しをしたのか。

それを彼に聞いてみたところ、隣の部屋が恐ろしくなったのだという。

・・・

彼がある日の夕方、飯でも食いに行くかと外にでた時に、ちょうど隣の部屋の娘とぶつかってしまった。

ぶつかった時に、娘が持っていた紙袋から缶詰などがこぼれてしまい、彼は慌ててそれを拾ったという。

しかし、娘はそれを無視して、隣の部屋の玄関を開けようとする。

彼は呆然としながらそれを見ていて、あることに気がついた。

彼女はそのとき、いつもつけていた長い手袋ではなく、手首までの手袋だったのだが、ふと見えた手首の部分に「びっしりと小さな丸い穴が開いていた」のが見えたという。

彼は目の錯覚かと思ったが、自分の部屋に戻るとどうしてもそのことを考えてしまう。

壁一枚隔てた隣で、一体あの娘と母親はなにをしているのか…。

隣の部屋では、2人暮らしとは思えないような音のない生活。

ふと思えば、かならず音がでそうな生活音すら聞こえてきたことがなかった。

果たして、隣の部屋でなにが行われているのか。

彼はあまりの恐ろしさに、もうそこにいることはできなくなった。

そうして、彼は逃げるように引越したのである。

物件選び、めんどくさくないですか?

ひょっとして、あなたがこれを読まれているということは、引越しを考えている状態ではありませんか?
物件選びって、一度やったことがある方ならわかると思うんですけど、めちゃくちゃめんどくさいですよね…。
そんな場合に便利なのが「家探しのコンシェルジュサービス」です。
ぼくも実際に使ってみたので、よかったら読んでみてくださいー!

PAGE TOP ↑